Francis Cabrel 「hours-saison」 他

 2017-02-02
私が Francis Cabrel のことを知ったのは、ベルギーに暮らしている長姉から、「これ、いいよ」と教えられたのが最初でした。
時期ははっきりとは覚えていないのですが、多分、2002年に姉のところに遊びに行った際に、だったかな……?

それで、とりあえず幾つかのアルバムを手に入れてみたのですが、なる程、これは確かに彼女が強くお薦めしてくるだけあって、かなりいい感じでした。
「フレンチポップ」という言葉から想像するのがどういうものか。
Sylvie Vartan だったり、France Gall だったり、Michel Polnareff だったり、Clémentine だったり、Serge Gainsbourg だったり。
挙げられる名は、人によってそれぞれでしょう。
私の中にも、単純に「これこれこういうものです」と説明するのはちょっとできないのですが、「フレンチポップ」とは大体こういうのを指すよね、というイメージがあります。
で、この Francis Cabrel は、その私の中の「フレンチポップ」のイメージの、わりとド真ん中を行くような音楽をやっています。

Francis Cabrel は1953年生まれのイタリア系フランス人、ということですから、今年で 64歳 になる、のかな?
ノーベル文学賞を受賞した Bob Dylan が好きで、ギターをつま弾くシンガー・ソング・ライター な彼は、現地フランスでは相当な人気ミュージシャンで、ヒット曲も多数あるようです。
日本では、その知名度はあまりないようですけれど……。
歌詞がフランス語で、何を歌っているのかがなかなか分からないというのが、結構大きなポイントだと思いますが、特にこういう、じっくりと聴かせるタイプの音楽である場合、パッと聴いて、歌の内容が理解できないのは、セールス的にはかなりのマイナスになるでしょうから、まあ仕方が無いのかな。
そもそも、レーベルの方で、どれだけ日本に売り込みをかけたのか、わかりませんし。
Francis Cabrel 本人にしても、日本での売り上げを求めてプロモーションなどをせずとも、既に十分過ぎる程の額の稼ぎは本国の方で叩き出しているので、何としてでもここに市場を開拓しようと、貪欲になる必要性は無いでしょうしね。

ともあれ、そうして買った数枚のアルバムの中で、私がちょっと気に入った曲の動画を2つと、それ等の収録されているアルバムのジャケット写真を、いつものように貼ってみます。
何せビッグネームなミュージシャンですので、これ以外の曲も Youtube には色々とアップされていますから、今回のエントリを読んでちょっと気になった、という人は、それ等もチェックしてみては、いかがでしょうか。





 hours-saison
 (2015/9/11)
 Francis Cabrel
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THE ALFEE 「COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて -」

 2017-01-17
「メリーアン」や「星空のディスタンス」がヒットして THE ALFEE の名前が広く知られるようになったのは、私がまだ小さい頃です。
その当時は、格好いい曲だなぁと漠然と思いはしても、それ止まりで、その先に何かあるというわけではありませんでした。
年齢的なこともあり、LP(今ならCDですが)を買う金銭もなかったですしね。
正直、グループ名についても、安全地帯 と THE ALFEE がちょっとグチャグチャになっていたところすら、あります。
もちろん、今は、全然別物だということは分かっています。

そんな THE ALFEE と私との本格的な接点は、大学時代の友人が、「これ、いいよ」と、彼等のアルバム 『ARCADIA』 を貸してくれたところから始まります。
エスニック & プログレ& ハードロック感がバリバリのサウンドに、こいつは確かにいいな、と思ったのを、覚えています。
その辺りで、私の、彼らを見る目は、はっきりと変わりました。

といって、その後も、既発売のアルバムを揃えに走ったりはしていないので、これ好きだなと思いはしたものの、徹底的にツボにハマったとまでは、言えないのかもしれませんが……

ちなみに、私の持っているもののなかで、という限定つきではありますけれど、THE ALFEE のアルバムの中で、これが1番素晴らしい、と思っているのが、1995年にリリースされた16thアルバム、『夢幻の果てに』。
私がプログレ好きだからなのかもしれませんけれども、激しさと、悲しさと、愛しさとが、プログレッシブロックなテイストでミックスされたこのアルバムは、全体の統一感という点では、私が2番目に好きな前述の 『ARCADIA』 のエスニック・ハードロック一色に染まったサウンドに比べると弱いのですけれども、THE ALFEE のアルバム、という括りであれば、より 「らしい」 作品なのではないかなと思います。

そんな 『夢幻の果てに』 に収録された珠玉のバラードが、「COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-」。
実は、カラオケにおける私の Favourite Song の1つだったりします。
一方で、仕事関係のカラオケで歌ってしまうと、場の空気がアレな感じになってしまう曲の1つでも、あるのですが。



他にもお勧めの収録曲のライブ動画を2つ、貼っておきます。
「冒険者たち」は、1994年から1995年にかけてNHK教育で放送されていたアニメ 『モンタナ・ジョーンズ』 のOPだったので、その関係でご存じの人もいらっしゃるかもしれませんね。
もう1つの 「幻夜祭」 は、彼等のやるプログレがどんなものなのか、これを聴けば分かりやすいかなと思って選んでみました。





 夢幻の果てに
 (2013/7/24)
 THE ALFEE
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また、最後に、「オマケ」というわけではありませんが、『ARCADIA』 収録の 「Masquerade Love」 のライブ動画も貼っておきます。
これで、桜井、坂崎、高見沢のそれぞれのリードボーカル曲と、3人のコーラスワークを堪能できる曲を、それぞれ見ることができますしね。



 ARCADIA
 (2013/7/24)
 THE ALFEE
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George Michael & WHAM!

 2016-12-28
今年は1月10日の David Bowie をはじめとして、私の好きなミュージシャンが何人も亡くなりました。
まぁ、私自身の年齢を考えれば、中学生の頃に憧れた相手が鬼籍に入って行くのも、無理はないのですけれど、それでも、やはり悲しいという感情は、どうしようもなく湧いてきます。

そんな2016年も12月も半ばを過ぎ、さすがにもうそんなことも無いだろう、と思っていた12月26日に、また新たなる訃報が届きました。
そう、元 WHAM!の George Michael が、クリスマスの25日に、心不全で亡くなったのです。

享年53歳。
心不全に至った理由、本当の死因は何なのか、ネット上では色々と憶測も語られていますけれど、正直、事件性、犯罪性が無いということがはっきりしていれば、あとのことはどうでもいい……というか、細かく追及しても仕方が無いと思います。
ただ、私の青春時代を語るミュージシャンが1人、またこの世を去ったことに、深い悲しみを覚えるだけです。

私が WHAM! のことを認識したのは、TVK が制作していた音楽番組、「MUSIC TOMATO」で見たPVが最初でした。
はっきりとは覚えていないのですが、多分、2ndシングルの「wham rap!」で、これはなかなかいいぞ、と思ったのは4thシングルの「club tropicana」だったと思います。
ちなみに、(具体的なことは個人情報が絡むので書きませんけれども) WHAM! の曲の中で一番思い出深いのは、9thシングルの 「Freedom」 です。



WHAM! はヒットもいっぱい出しているので、皆さんも良く知っている曲も多いかと思いますが、この時期にあちこちで耳にしていたであろう楽曲は、やはりこれでしょう。



「Last Cristmas」 という曲を歌っていた彼が、クリスマスのその日に亡くなったことについて、まさしく 「Last」 の 「Christmas」 になった、という人もいましたが、この曲の場合の 「Last」 はその時点での直近のものを指しているので、「最後のクリスマス」ではなくて「昨年のクリスマス」と訳すのが正解、というのは、よく言われることですよね。
しかし、ほかならぬこの日が彼の命日になったことで、誤訳では無く、本当に「最後の」というニュアンスが加味されることになってしまった。
そんな気もしてきます。

とりあえず、WHAM!の名曲を楽しみたいのであれば、コレ、というアルバムをここでは紹介します。
ただ、これの難点は、「Careless Whisper」 が収録されていないこと、です。
まぁ、厳密に言えばあれは、George Michael がソロで出した楽曲という扱いが、公式なのですけれども。



 THE BEST
 (2004/11/17)
 WHAM!
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そして、今回のエントリの最後を飾るのは、WHAM! を解散させた翌年の1987年にリリースした初めてのソロアルバムから、そのタイトル曲である 「FAITH」。
今の耳で聴いても十分以上に格好良い曲だ、と私は思うのですけれど、いかがでしょうか。

多くの良い曲を残してくれて、ありがとう。
今はただ、安らかな眠りを彼の魂が得られていることを祈るだけです。



 FAITH
 (2013/7/24)
 George Michael
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MOON CHILD 「requiem for man of nomad」

 2016-12-20
私が MOON CHILD を知ったのは、おそらく自分も同じだという人が多いのではないかと思うのですけれども、ドラマの主題歌としてヒットした、彼等の5枚目のシングル、「ESCAPE」を聴いたのが最初でした。
最初がどこでだったのか、そこまではっきりとは覚えていませんが、確か、深夜にやっていたヒットチャート番組での、PV放送だった、はず。
で、そのちょと007的なスパイサウンドに、こいつは格好良いぞ、と思って早速シングルを購入した、というわけです。

その後、2nd アルバムも購入して気が付いたのは、実は彼等の音楽の本質的なところは、「ESCAPE」には無いということ。
むしろ同曲はどちらかというとイレギュラーなタイプの楽曲で、これが最初のヒットとなって、そのイメージが MOON CHILD というグループに付いて回ることになってしまったのは、実は結構な不幸だったのではないか、3枚のアルバムを残して解散することになってしまったのも、実はその辺の影響も無視できないのではないかと、今では思っています。
もちろん、本当のところがどうなのかは、分からないまま、私が勝手に感じていることでは、あるのですけれど。

そんな MOON CHILD の、では本来の音楽性はどうだったのかというと、動きの大きいメロディーラインとアップテンポなアレンジでポップな曲をやっていて、音楽的には、岡村靖幸 辺りの影響を感じさせるところもある、かな?
フロントマンでほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けた 佐々木収 がクネクネ踊るところも、岡村靖幸っぽいと言えなくもないかも。
バンド名は、レーベルから旧バンド名(タンバリンズ)の変更を求められた際に、前述の 佐々木収 が MOONRIDERS を好きだったから、それにちなんで付けた、という話もありますね。
その辺も、同じく MOONRIDERS ファンの私としては、共感を覚えるところです。

そんな MOON CHILD の、おそらくは音楽的に一番コアな部分なのではないかと私が感じているところが、1つの楽曲として完璧にまとめられていると思うのが、今回紹介したい、「requiem for man of nomad」。
この曲については、多くを語りますまい。
とにかく、下の Youtube を観て、聴いて下さい。とにかく、無性に格好いいから。



 POP & DECADANCE
 (1999/1/27)
 MOON CHILD
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ついで、というわけでもありませんが、私が MOON CHILD を好きになるきっかけになった「ESCAPE」の動画も、貼っておきます。
バンドの(というか、佐々木収の)本質とは違うかもしれませんが、こちらも、名曲です。



 MY LITTLE RED BOOK
 (1997/11/27)
 MOON CHILD
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Youtube 動画の下には、ジャケットを見せたいという理由から、それぞれの楽曲が収録されたオリジナルアルバムへの Amazon リンクを貼っています。
が、実のところ、この2曲と、それ以外にもシングルでリリースされた「アネモネ」や「Hallelujah in the snow」、「Star Tours」という曲を聴いてみたいということであれば、とりあえずベスト盤を入手してみれば、それで主だった曲と、彼等がどんな音楽をやっていたのかは、確認できます。
できればオリジナルアルバムを聴いて、シングル以外の曲も味わってほしいところですが、ベスト盤で、というのも、それはそれで否定しません。
ただし、複数あるベスト盤の中でも、『Treasures of MOON CHILD~THE BEST OF MOON CHILD~』 は注意。
ここに収録されている「requiem for man of nomad」は別アレンジのもので、それはそれで悪いとまでは言えないのですが、やはり、上の動画のオリジナルアレンジの方が、格段に格好いいですから。
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将来的に復帰できるかどうか、後は、本人次第

 2016-12-01
一昨年の覚醒剤及びMDMAの使用事件で、懲役3年執行猶予4年の判決を受け、現在は執行猶予中という身でありながら、再び覚醒剤の使用疑惑で再逮捕されたASKA。
ことの真偽はまだ確定していないとはいえ、限りなく真っ黒なグレーである状況を踏まえて考えるに、ASKAの言動、ブログの内容などからは、ドラッグの再使用自体は、何ら不思議ではないと思えます。
さもありなん、というところです。

もちろん、薬物の使用というのは、それが違法か合法化という以前に人として論外な、最低最悪の行為です。
断じて許していいことでは無く、尿検査で陽性が出ているということは、検体の取り違えなどが無い限りは、ASKA の執行猶予取り消しと、再犯による量刑もプラスされての実刑は、ほぼ免れないところでしょう。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉はキレイゴトに過ぎず、罪も人も憎んで罰するべきことを適正に罰するのが道理です。
ASKA には、またしても覚醒剤をやってしまったのが事実であれば、正直にそれを認め、しっかりと服役して罪を償ってきてほしいと、強く思います。

ただし、仮に有罪が確定したとして、そうしていわゆる「お勤め」を果たして出所したあとは、それ以上、彼に対して罪を問うのは、法的には間違っていますよね。
社会復帰の道も断ってはなりませんから、(いずれにしても、数年後のことにはなるでしょうけれども)出所後、彼が音楽活動を再開したいというのであれば、それを覚醒剤の所持使用という過去があるという点でとやかくは、私は言いたくありません。
あとは、ファンがそれを支えたいと思うかどうか、というところにかかってくる話で、これは、道義的だったり倫理の問題だったり、要は、本人の反省と再起の姿勢が見られるかどうかとか、そういうところの問題。
もちろん、本人の音楽的才能の有無や程度も問われるところでしょうけれど。
つまり、岡村靖幸のように、ASKA が復活を果たせるかどうか、それは全て本人にかかってくるわけですが……彼の場合は、どうかな?

「I.D.」や「GIRL」というような良い曲も作れる彼だけに、個人的には、何とかして薬の誘惑を断ち切って、まともになって復帰してほしいと思っています。
こういう時に、容疑者の楽曲の Youtube を貼ることに批判的な意見もあるでしょうけれど、過去の実績、過去の名曲の良さまで否定するというのは、私はどうかと思うので、ここは敢えて、以下にこれ等の2曲の動画を貼ります。
これだけのものが作れる人なのになぁ。





それにしても、今回の一件の報道で思うのですけれど……
ASKAの自宅前に群がった挙句、シャッターの開いたガレージに殺到して ASKA の乗ったベンツのエンブレムを破壊したマスコミとか、帰宅する ASKA を乗せて走行していた際のドライブレコーダーの映像を TV局に提供したタクシードライバー(もしくはタクシー会社)とか、職業倫理欠如のオトナが多すぎるのは、どうにかならないものでしょうか。
そんなことを平然とやって恥じないのであれば、そのマスコミも、タクシー会社も、倫理の無さという点では、ASKA を責める資格など全く無いですし、むしろ、ASKA 二度目の逮捕、という局面においては、責められるべきは彼等の方ではないかという気もします。
一応、タクシー会社の方は謝罪の声明を発表はしましたが……
「推定無罪」とか「個人情報保護」とか「プライバシー」という言葉の意味を、彼らはもう一度しっかりと勉強しなおすべきですね。
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