ん、んん~?

 2017-05-07
2週続けて週末に皇居周辺に行っているのですが、赤坂の方で用事があったりしたついでに、散歩がてら、そこからゆっくり神保町方面に歩くということをしてきました。
で、その途中、ちょうど国立劇場の前あたりの内堀通りで、ちょっと首をかしげる表示を見つけたのです。

それが、下の写真なのですけれど……

街路樹の一部が途中で伐採されているのが、見て取れると思います。
これは、下水道について何らかの工事を行っていて、その支障となる為にこういうことになったようです。
せっかく立派な街路樹なのにもったいないな、とは思いますが、工事の為に根や枝が邪魔になるというのならば、これもまた致し方が無いことでは、あります。

しかしここで強烈に違和感を感じたのは、伐採された木の幹に貼られた通知文です。

写真をクリックすると、その分を拡大した画像が別画面で立ち上がるようにしてあるので、一度、見てみていただければと思うのですが、「一時的に撤去しております」というのは、ちょっと、それは表現としてどうなんでしょう。

これだと、工事中はどこかよその場所に動かして、工事が終わったらそのまま戻してくるかのようです。
それにしては、根から丁寧に掘り起こして運んだ、という体でも無いですし、これはどういうことだ、と思って、そのまま通知を読み進めたら、とりあえず、その疑問は解消。
要するに、実際には、ここにも書かれているように、工事終了後に苗樹を植えるということのようです。
ですが、ちょっと待て。
それを「一時的に撤去」とは言わないのでは?

私自身、これまでに、他人のことをどうこう言えないようなことを色々とやらかしてしまったことがあるので、正直、偉そうにすることはちょっとできないのですけれど、しかし、うーん、これには、もう少し良い表現があったのではないか、という気持ちが湧き出てしまうのを止めることはできませんでした。



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北の丸公園 「動物集合」

 2017-05-01
神田錦町から竹橋あたりに用事があったので、ちょっとでかけてきました。
で、午前の予定を終えた後、次の予定までの余った時間をどうしようかと考えて、皇居の北の丸公園辺りを、ぶらぶらと散策することに。
その際に、近代美術館の工芸館に寄ってみたら、面白そうな展示をやっていたのでふらっと入ってみました。

ここは、昭和47年に重要文化財の指定も受けた旧近衛師団司令部庁舎に保存活用工事を加えて、国立近代美術館の別館として使用している施設です。
下の写真を見ていただけばお分かりいただけるかと思いますが、ちょっといい感じなので、私の好きな建物の1つとなっています。

で、現在ここで開催されている展覧会が、5月21日までの会期の「動物集合」。
さすがに本館の方まで観ている時間は無いので工芸館のみのチケットを買って入ったのですが、これだと、料金はかなりの格安良心価格です。
展示室もそれ程の広さはないので、展示されている品もそこまで多くはないものの、料金を考えるとコストパフォーマンスは抜群だと言えるでしょう。
どんなにゆっくりじっくりと見学した場合でも、1時間もかからないのではないかと思われますから、今回のような時間調節にも、最適ですね。

そんなこじんまりとした展覧会ですが、内容的にはなかなか良いものでした。
何だか良さそうだから、ここは試しに入ってみようかなと感じた、自分の直感を褒めてやりたいところであります。

皆さんにも、お近くに行くことでもあれば、是非寄ってみることをお勧めします。



公式サイトはこちらから


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黒猫や日本郵便には、常々お世話になっています。

 2017-03-15
先月くらいから、Amazon.com に代表されるネット通販が大隆盛であることの影響で、ヤマト運輸や日本郵便といった配送業者に過剰労働という皺寄せが行ってしまっているというニュースが、散々報じられていますよね。
即日発送、翌日配達というようなスタイルは、Amazon が他社に勝つ為の戦略の1つとして積極的にやっていることで、これまではそれが有効に働いてきたのかもしれません。
が、普通に考えても、Amazonプライムの月額会費だけで、その体制が維持運営できているとはとても思えなかったのも事実。
案の定、その分だけ下請けの配送業者に負担がかけられていたわけで、その蓄積された軋みが、電通の過労自殺問題あたりをきっかけにして噴出した、という感じでしょうか。

私も、色々と便利なことが多いのでネット通販はしばしば使わせていただいます。
が、実際問題、初回配達が平日の日中だったりすると、サラリーマンにはそこで荷物を受け取るのはなかなか難しいというのが、正直なところですよね。
なので、どうしても再配達を依頼せざるを得なくなってしまいます。

それでも、何度も無駄足を運ばせるのは申し訳ないと、指定した時間には絶対にアパートにいるように(たまに、残業をせざるを得なくなる例外はありますが)余裕を持って帰宅できるようにしてはいるのですが……
TVニュースのインタビューなんかを観ている限りでは、気軽に再配達依頼をするだけしておきながら、その時間に家にいないことばかりだと悪びれずに言う人や、宅急便はそういう商売なのだから何度も配達するのがむしろ当たり前のことで気にすることは一切無い、と考えているような人が、案外と多いような感じです。
確かに私も、急な残業などでどうしても帰ることができなくて、結果的に再々配達を依頼することになってしまったことが、それなりにあります。
そんな時はかなりの申し訳なさを感じて依頼をかけているのですが、インタビューを受けていたあの人達には、そういう感覚が希薄なのか、あるいは、もしかしたら、最初から無いのでしょうか。
マスコミお得意の印象操作による誇張なのか、それとも本当にそうなのか、ニュース映像を見ただけでは私には分からないのですけれども、もし後者だとしたならば、個人的には、その感覚はちょっと信じられません。

宅配ロッカーやコンビニ受取をもっと活用するというプランも、あるにはあるようなのですけれども、コンビニが倉庫化してしまう恐れも言われていて、後者はどうなんだろうと疑問を感じてもいます。
前者も、設置に意外と費用がかかるようですし、複数の荷物を受け取るのには向かないらしいですから、とかく小分けにして送ってきがちなネット通販の荷物を受け取るのには、今一つ、適さないような気が……

再々配達時から有料にして別途料金をとるとか、時間指定枠を変更する等という対策、そして、そもそもの宅配料金を値上げするとか、そういうことが現時点で報じられていますが、それもこの際やむを得ないのかな、というのが私の現時点での感想でしょうか。
ヤマトにも日本郵便にもお世話になっていますから、なるべく、両者にとって良い解決策に話がまとまればいいのになということを、強く思うこのごろなのでした。



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「死後離婚」

 2017-03-07
ちょっと前にTVのニュースで、最近、「死後離婚」のケースが増えているというのを見ました。

いきなり「死後離婚」と言われても、それがどういうものか分からないという人もいるでしょうから、簡単に説明しますけれども、要するに、配偶者が亡くなった後で、その亡くなった人の婚姻関係を解消することです。
これで何が変わるのかというと、一番は、亡くなった人との親族との法的な縁戚関係を断つことができるわけですね。
今までは配偶者の身内だからと我慢して付き合っていた面倒な親戚とか、今後介護を必要とするかもしれない痴呆の始まりかけている義理の両親とか、自分の両親の世話をするのだけでも大変なのに、そこまで付き合っているのは自分の身が持たない、ということで、この道を選ぶ人が出てくる、というのは理解できます。
そういう流れなわけですから、これを選ぶのは男性よりも女性が多い、というのは、わざわざ書かずとも察してもらえることでしょう。

この手段を取りたい場合の手続きですが、具体的には、市町村役場の担当窓口に、必要事項を書き込んだ「姻族関係終了届」を提出する、というだけ。
配偶者の死亡を証明する除籍謄本とか、その他、自治体指定の各種書類を用意する必要がありますが、ぱっと見ただけでも、これは意外に簡単なものだなというのが分かりますね。
立会の保証人とか、いらないわけですし。

法的な縁戚関係が解消されるということは、望まぬ扶養・介護から解放されることとか、相続税における相続人の判定とか、例えば義理の父や母が亡くなった場合の、自分の子供が持つ代襲相続の権利は残ることとか、まぁ、メリットと考えられることが多そうです。
配偶者とはうまくやれていても、その親族とは駄目、という人も多いでしょうし、核家族化だったり老老介護の問題だったり、といったこともあることを考えれば、こういうのも時代の流れなのかなぁ、とは思います。

自分の両親の介護はどうなるだろうとか、自分自身の時はどうだろうとか、色々と考えてしまったニュースでした。



とはいえ、ここに、「生前離婚の財産分与だと、慰謝料の問題があったり、特有財産は分割対象にならないし、協議や裁判などに時間と労力を要さなければいけなかったりするしなぁ……」というような、ある種の打算が働いていたりすると、また状況は変わってくるんですよね。


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追悼 佐藤さとる さん

 2017-02-19
「コロボックル」シリーズで知られる児童文学作家の 佐藤さとる さんが、9日に亡くなっていたのだそうです。
御年、88歳。
報道によると死因は心不全で、葬儀は近親者だけで行われたとのこと。

佐藤さとる さんの作品は小学校の頃から愛読させていただいて、日本の児童文学といえば誰の作品を選ぶか、と聞かれたら間違いなく一番最初に名前を上げるだろうと思うくらい、好きな作家の1人です。
数年前に復刊ドットコムから出た 『佐藤さとるファンタジー全集』 は、もちろん全巻揃えました。

年齢的なことを考えれば、そして死因などからも、おそらく、これは天寿を全うしたということに近そうな気がしますので、残念だとか、悔しいとかいうような気持ちは不思議と湧いてこないのですが……
ただ、やっぱり、寂しいものはあります。

面白い物語を、私の幸福な子供時代の読書を、本当にありがとうございました。

 コロボックルに出会うまで
 自伝小説 サットルと『豆の木』

 (2016/3/15)
 佐藤 さとる
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……で、そんなことを書いていたら、今度はディック・ブルーナ氏の訃報が。
ブルーナは、佐藤さとる よりも1歳年上の89歳ですが、これくらいは誤差のようなもので、ほぼ同年齢と言っても差し支えないでしょう。
死因として発表されているのは、老衰。
段々と弱って行って、最後は静かに息を引き取った、という感じなのでしょうか。
それは、亡くなり方としては、ある意味で理想形の1つ、かもしれません。
とはいえ、こちらも寂しくなる話であることに変わりは無く、つまり、私の子供時代を彩った様々なものをこの世に送り出してきた方々が、それぞれに鬼籍に入られて行ってしまうような、そんな時代になってきた、ということでもあります。

こればかりは、やむを得ないことではあるのですけれど。







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