2018 ジロ・デ・イタリア 途中経過

 2018-05-15
2018年のジロ・デ・イタリアも最初の1週間(厳密に言えば、1週間以上が経っていますが)が終了しています。
昨日は2回目の休息日で、いよいよ今日から中盤の闘いが始まります。

当然、私も連日画面にかぶりつきで観戦している……と言いたいところなのですが、実は、色々とやること、やらなければいけないことを抱えてしまっているので、なかなかそういうわけにもいかないのです。
実際のところ、ジロはそこはかとなくメインPCのモニターに映しているだけで、サブPCで作業しつつ、TV画面には Blu-ray に録画しておいたアニメ等を流し、ミニコンポからは新たに入手したCDの音楽が流れている、というような、ダメダメなサブカル聖徳太子のような毎日となっていたりします。
それで、同意並行作業をしている全てが全て、想定通りにきちんとできているのならばいいのですが、さて、それはどうでしょう。
案外、どっちつかずというか、つまらない小さなミスが多くて、えらいクオリティーの低いことになってしまっているのではないかと、それがちょっと怖いなと思っています。
だったらそんな、どっちつかずになるような変なことをしないで、やることをぐっと絞って、1つだけの作業に集中するようにすればいいのではないか、という批判も、当然あるでしょう。
それは当然ですし、正しいことだと私も思います。
それでも、あれもこれも、締切や期日のあることだったりしますし、ここで変に投げ出すことはできないからなぁ……

ともあれ、そんな感じで、片手間 of 片手間 というちょっとアレなレベルで観戦することになってしまっている2018年のジロ・デ・イタリア。
ここまでで一番のトピックと言えば、やはり昨年のツールとブエルタを制し、満を持してグラ・ツール3連覇&2018年のダブルツールを目指し乗り込んできたチームスカイのクリス・フルームが、ここまでのところあまり調子が良さそうに見えないというところでしょうか。
本人は、3週間目に向けてコンディションが上がってくるように調整してきたんだ的なことをコメントしているのですが、うーん、現実には、総合優勝はちょっと難しくなってきたかな……?
もちろん、勝負は何があるか最後まで分からないのですけれど。

ジロ・デ・イタリア2018 コースマップ
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ヴァン・アーベルマート、ヨークシャーを制する

 2018-05-08
ジロ・デ・イタリアの放送権をDAZNに奪われ、この時期の目玉コンテンツを失った J-Sports。
そんな J-Sports がジロの代わりに中継を行いだしたレースの1つが、イギリスはヨークシャーを舞台に行われるステージレース、ツール・ド・ヨークシャーです。

レースの開催は3日から6日までの4日間。
もともとこれは、ツール・ド・フランスが2014年にヨークシャーでスタートしたことを記念して翌年始まった大会で、今年が第4回。
昨年より1日増えての開催となりました。

このツール・ドヨークシャーですけれど、景色も非常に美しくて画面を見ているだけでもかなり楽しめるようなものとなっています。
そういえば、「イングランドの庭園」とも称される地域でしたよね、ヨークシャーというのは。
1度旅行で行ってみたいなと思うこと必至であり、視聴者にそう思わせることができたというだけで、大会としては大成功と言っていいかもしれません。

なお、イギリス国内のレースではあるけれどもツアー・オブ・ヨークシャーと英語読みをせずに「ツール~」とフランス読みになっているのは、もともとこれが、ツールを記念するという流れで始まったレースだから。
主催も、ツールと同じASOになっていますしね。
ツール・ド・ヨークシャーはワールドツアーのレースではないので、その出場チームは、例えば裏開催のジロ・デ・イタリアと比べると見劣りするところもないわけではないのですけれども、それでも各チームが相当に熱い展開を見せてくれました。

総合優勝を獲得したのはBMCレーシングのグレッグ・ヴァン・アーヴェルマートです。
来年以降のメインスポンサーが決まっておらず少々危機的な状況にある、BMC。
そんなチームにとっても、貴重な勝利を手にすることとなりました。
この勝利を契機に、新たなるスポンサーが見つかればいいのですけれども、こればかりは分からないですよね。

思った以上に楽しめた4日間でした。


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2018年のジロはイスラエルから

 2018-05-04
クラシックレースの季節が終われば、その次はステージレースの季節。
その中でも、この5月に最も注目されるレースといえば、それはやはりジロ・デ・イタリアになるでしょう。
ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャと合わせてグラン・ツールと呼ばれる3つのレースの最初を飾るこの大会は、その名の通りに基本的にはイタリア国内を一周するようにコースが設定されるのですが……
そのスタート地点は、最近になって特に結構頻繁にイタリア以外の国になることが増えてきています。

今年の大会もその流れに乗ったものであり、スタートから3日間はイスラエルで開催。

イタリアとイスラエルというと、かなり遠いというイメージがありますよね。
そこは地中海を挟んでいるからそう思うだけで、実際にはそれほどまでには距離が離れていないのかな、と思って、ちょっと Google Map なぞを開いて調べてみたのですが、この2国間の距離は、イタリアのブーツの踵辺りからテルアビブで、ざっくりと1,200キロメートルくらいでした。
おおよそ、東京から長崎市というところでしょうか。
移動不可能なくらいにめちゃくちゃ遠いとまでは言えないけれど、決して近くはありません。
時差も1時間ほどあるようですが、こちらは、まぁ、1時間くらいであれば、調整に苦労するというほどではなさそうです。

さて、それだけの距離を移動することになりますから、通常は全21ステージの間に2回ある休養日が、今年はイスラエルからの移動日が追加されて、全3日程中で3日間設定されることになりました。
ですので、レースの始まるのも通常の土曜ではなく、それより1日早い金曜日の今日となっています。
日程は、だから、全21ステージ、開催期間が5月4日~27日の、全24日間ですね。

そんなこんなで、今晩には、エルサレムでの個人TTが行われ、2018年のジロ・デ・イタリアが開幕します。
エルサレムといえば、イスラエルの首都認定問題でちょっと前にニュースにもなっていた、いわずと知れたキリスト教とユダヤ教、イスラム教の聖地です。
その結果、昔から宗教対立の舞台にもなってきている都市ですが、全世界に中継放送されるジロ・デ・イタリアのようなスポーツイベントという絶好のアピール機会を利用する、おかしな動きが無ければいいなと思います。
スポーツは平和に楽しみたいですからね。

ジロ・デ・イタリア2018 コースマップ
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クリストフ、フランクフルト4連覇

 2018-05-02
フランドル・クラシックとジロ・デ・イタリアの放映権をDAZNに奪われてしまった J-Sports は、昨年から番組編成にちょっと苦労している様子が見て取れ、これまで種々の中継放送で散々お世話になっているだけに心配しつつ、大変だなと思っていました。
で、そんな工夫の1つとしてでしょうけれど、今までは中継していなかったレースが新たに、ジロ直前のこの時期に中継放送されるということに。
それが、ドイツを舞台に開催されるワンデイレース、その名もエシュボルン=フランクフルトです。
大会の名前がそのまま語っていますけれども、下のコースマップ画像が示しているように、フランクフルトと郊外のエシュボルンを中心に周辺を大きく周回するようなコースになってます。
ドイツで開催されるレース(ドイツ国内を通過したレースなら、確か、以前に観たことがあるはずですが)を見るというのは、実は何気にこれが初めてかもしれません。

レースはバーレーンメリダの新城幸也が開始早々にアタックして逃げ集団を作るという、我々日本人にはなかなか熱い展開でした。
とはいえ、さすがにそのまま逃げ切りを許すほど世の中というのは甘くできてはいません。
後ろから追いついてくる選手等も出てきて逃げのメンバーがシャッフルされていく中、チームメイトのアシストなどもした結果、新城はさすがに途中でちぎれてしまいました。
残念ですが、これは仕方がありません。

結局追走集団は、フランクフルト市内での最後の周回コースで逃げに追いついてこれを飲み込みます。
クイックステップ・フロアーズのエースであるフェルナンド・ガビリアがオーバースピードでゴール手前のコーナーに突入して失速するなど、ちょっとしたアクシデントを挟みつつも、最後はUAEチームエミレーツのエーススプリンター、アレクサンドル・クリストフが先頭でゴール。

クリストフはこれでこの大会4連勝だそうです。
途中で1年、開催されなかったと年がありますから、都合5年間フランクフルトの頂点に立っているということになるでしょうか……凄いですね。


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リエージュは、ユンゲルス

 2018-04-24
世界で最も古い「ラ・ドワイエンヌ(最古参)」との異名を持つアルデンヌクラシック、リエージュ~バストーニュ~リエージュ。
この伝統の一戦が、今年もベルギーのワロン地方で開催されました。

スタートからゴールまで、多くの丘を越えていくコースは「最も美しい」とも称されます。
今年は晴天にも恵まれたので、中継を見ていて美しいアルデンヌ地方の景色をとことん堪能できました。
レース自体も良い感じに盛り上がる感じで、もう目は画面に釘付けです。
つまり、大いに堪能できる展開だったのです。

その中で、チームエースのジュリアン・アラフィリップをアシストする一環として、下りで集団から抜けだしたクイックステップ・フロアーズの若手ルクセンブルグ人ボブ・ユンゲルス。
途中、追走する選手にタイム差を縮められる局面もありましたが、結局、タイムトライアルも得意とする彼が、そのまま逃げ切りを決めました。

今年は春から非常に強いクイックステップですけれど、今回のように、エースを集団に残して先行させたアシスト選手がそのまま逃げ切るというのも多く見られたパターンです。
そのような、チームとして鉄板の展開に持ち込んで、確実に勝利を獲得したクイックステップとユンゲルス。
なんと、今年はこれで既にチームとして27勝目です。

……強いなぁ。


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