クリテリウム・ドゥ・ドフィネ 第4ステージ

 2012-06-08
「好事魔多し」とは言いますが……

日付の上では昨日、時間にして1時間ほど前に終了したクリテリウム・ドゥ・ドフィネの第4ステージは、全長53.5㎞という、かなりの長距離での個人タイムトライアルでした。
今年のツール・ド・フランスでも同距離の個人TTが設定されているので、これはツールでの総合を狙う選手にとっては予行演習やコンディションチェックに最適です。
特に、TTを得意としていてツール優勝最有力候補にも挙げられている2名、今大会のディフェンディングチャンピオンであるチームスカイのブラドリー・ウィギンスと、昨年のツール覇者、BMCレーシングのカデル・エヴァンスにとっては、他のライバル達に好調さを見せつけるという意味でも、大事なステージだったと言っていい、はず。

で、ウィギンスは良かったんですよ、ウィギンスは。
ステージ2位の選手にも圧倒的なタイム差をつけて、ぶっちぎりでこのステージを制して見せたのですから。

ところが、第1ステージを優勝するなど、ツールを目前にしての好調ぶりをここまでアピールしてきていたエヴァンスが、どうにもいただけない。

第1中間計測地点までのタイムは、ウィギンスには若干劣っていたものの、決して悪くない、むしろ良いと言える状態でした。
ところがその後、エヴァンスは思い切り失速してしまうのです。
最後には、2分遅れでスタートしたはずのウィギンスに、あわや追い抜かされるところでした。

彼とチームが今シーズンに置いて一番のプライオリティを置いているツールの2連覇というものを考えた場合に、これは、ちょっとばかりマズいかもしれません。
たまたま今日が絶不調だったとか、あるいは強烈なハンガーノックに囚われてしまったとか(途中の段差からくる揺れで、給水用のボトルを落としてしまってましたし)だったら、まだいいのですけれど、実際のところはどうだったのか、インタビュー記事などが待たれます。
がっしり体型にゴツイ顔立ちと割れた顎、なのにつぶらに輝く瞳、そして外見を裏切るような甲高い声のエヴァンスは昔から私の好きな選手の1人で、今年のツールは彼を応援しようと決めているだけに、これはちょっと心配です。

クリテリウム・ドゥ・ドフィネ 第4ステージ
断面図
クリテリウム・ドゥ・ドフィネ2012 コース図

公式サイトはこちらから
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