さにあらんや

 2012-06-01
先月22日にグランドオープンした東京スカイツリー。

展望台の予約を済ませているにせよいないにせよ、人出は予想通りに増えているようですが、順調とは行っていないのが、地元商店街。
ニュースなどでも報じられましたけれども、スカイツリーがオープンすることで見物客や観光客が増え、地元が活性化するのではないかとの見込みが、現状のところは空振りに終わっているようです。

しかしこれは、スカイツリーがそれ単体で押上の地に立っているのではなく、その足元に複合型商業施設の「東京ソラマチ」がオープンすることが決まっていたのですから、むしろあらかじめ見込まれていた結果であると断じることもできるでしょう。
東武の「とうきょうスカイツリー駅」(もともとの「業平橋駅」の方が良かったと、私は今でも思っていますが)や、東武・京成・都営浅草線・東京メトロの「押上駅」からそのまま直結している「東京ソラマチ」。
スカイツリーを見物するだけでは無くて、食事も、洋服などのショッピングも、土産物屋も、おまけに水族館まで備えているのですから、そりゃあ、ここに行ったら、その中でアレコレしているだけで1日なんてあっという間に過ぎてしまおうというもの。
わざわざ外に出て、地元の商店街を歩いたりはしないでしょう。

スカイツリーやソラマチが開業する前は、見物客が商店街に寄ることもあって売上を伸ばしていたそうですけれど、今後は、ソラマチの来訪客に、わざわざ商店街を訪れる気にさせる何らかの「売り」を作らなければ回復は難しいでしょう。
いや、「難しい」どころの話ではなく、むしろ、大型ショッピングモールが進出してきた町の地元商店街が大抵たどる道を押上も踏襲して、どんどんジリ貧になって行くのではないかと危惧しています。

公式キャラの「ソラカラちゃん」グッズなんかじゃ、もちろん駄目です。
そんな程度のものであれば、ソラマチ内部の土産物屋でいくらでも買えるでしょうから。
押上ならでは、業平橋ならではの、下町情緒を生かしているもので、訪れる客に強くアピールできる何らかの商品を提示すべき、ですよね、やっぱり。
ただ、具体的にそれが何かは、今の私ではパッと思い浮かばないのですけれど……
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