1位イグリンスキー、2位ニーバリ、そして3位はガスパロット

 2012-04-23
アルデンヌ・クラシック3連戦の大トリを飾るのは、数あるクラシックレースの中でも一番長い歴史を誇る、リエージュ~バストーニュ~リエージュ。
何しろ、今年で110年目、98回目の大会です。

地元ワロン地方の英雄でディフェンディングチャンピオン、チームBMC所属のフィリップ・ジルベールは不調さを払拭してコンディションを上げつつありましたから、彼がベルギーチャンピオンの意地を出して地元のビッグレースで今年初の優勝をするのか、ライバル達がそれを阻止するのかが、最大の見ものでした。


さて、レースの結果です。

トム・ボーネンという絶対的な優勝候補が圧倒的な走りで順当に連勝した北のクラシックと比べ、意外な展開が多くなっている今年のアルデンヌ・クラシック。
この日のレースも、一筋縄では行かないようなもつれた展開を見せることになりました。

細かい経緯は省略しますが、残り15キロほどの地点でまず、リクイガスのヴィンツェンツォ・ニーバリが優勝候補たちの中から抜け出して独走。
遅れて集団から抜け出して行った中のアスタナのマキシム・イグリンスキーだけが、メイン集団に呑みこまれることなくゴール前2キロでニーバリに追いつき、そして最後の上りで突き放し、そのまま歓喜のゴール。
自身の経歴で最大のビッグタイトルをその手中にしました。

ジルベールはライバル達から徹底マークされた上に集団内がお見合い状態になってしまい、ニーバリのアタックにも、イグリンスキーにも、まともに追走をすることができませんでした。
まるで昨年の北のクラシックにおけるファビアン・カンチェラーラのようだなと、ふと思わずにはおれません。
とはいえ、考えてみれば、先に名を挙げたボーネンはそういう状況下でも今年の北のクラシックで4連勝を成し遂げて見せたわけです。
結局、歯痛によるコンディション悪化が大きかったので、今のジルベールにはそこまでの力が無かった、ということなのでしょう。

なお、アスタナはこれでアムステル・ゴールドレースと合わせ、アルデンヌ・クラシックをチームとして2勝しました。
今回の3位にはアムステルの勝者であるエンリーコ・ガスパロットが入っていますし、春のクラシックシーズンの締めくくりとしては最高の結果だったと言っていいのではないでしょうか。

さあ、次は、いよいよグラン・ツールの季節の到来です。

リエージュ~バストーニュ~リエージュ コース図
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
【2012/11/06 19:12】 | 株式投資 #- | [edit]












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【2012/04/23 01:50】
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