ヴァンデンブロックっっっ!!!

 2011-07-11
2011年のツール・ド・フランスは第9ステージまでの日程を終え、本日11日が最初の休息日となります。

現時点での総合首位は、大逃げを決めてこの日に大きくタイムを稼いだユーロップカーのトマ・ヴォクレール。
前日までは、チームTT以来、いわゆるマイヨ・ジョーヌ・マジックもあって懸命の走りで総合首位グループにくらいついていたガーミン・サーヴェロのトル・フースホフトが、世界チャンピオンの証であるアルカンシェルの上にマイヨ・ジョーヌを着ていたのですが、ここで、黄色いジャージは地元フランスの人気選手の手元に移動することとなりました。


それにしても今年のツールはあまりにも落車が多くて、第8ステージまでの段階で、落車による負傷でツールを去った総合系有力選手はチームスカイのブラデレー・ウィギンス、レディオシャックのヤネス・ブライコヴィッチなどがいたのですけれど……
この第9ステージでも峠からの下りで発生した落車で、アスタナのアレクサンドル・ヴィノクロフが骨盤を、オメガファーマ・ロットのユルゲン・ヴァンデンブロックが鎖骨を折って、リタイアすることになってしまいました。

先のジロを優勝して、今回も優勝候補筆頭とも言われるコンタドールは、ジロの疲労と第1ステージの落車の影響か、ここまでのステージでは、そんなにパッとした走りをしていません。
が、もともと最初の10日間くらいは走りながらの調整期間に充てるつもりだったわけですし、レース開始早々のアクシデントはありましたが、とりあえず当初の予定通りにステージを進めているのだとも言えるのかも。
第9ステージでも、ヴィノクロフやヴァンデンブロックとは別の場所で、それほど大事ではないにしても落車をして腰を打ったようなので、そこは心配な部分ですが……
厳しい状況であることは間違いないけれど、第1ステージで負ったタイム差を、ピレネーやアルプスの本格的な山岳ステージまでにコンディションを回復することで、しっかりと取り戻せる自信があるならば、逆に、ここで無理をして攻める必要は無いわけです。
もともと微妙なセンで調整してツールに出てきているというのに、そんなことをして調子を崩してしまっては、元も子もないのですから。

一方で絶好調なのが、ここまで落車に巻き込まれることも無く堅実な走りをしてきているBMCレーシングのカデル・エヴァンス。
同時代にあまりにも強力なライバルがいたのもあって今までツールの総合優勝には手が届かずにいた彼ですが、今年はチーム体制もばっちり整っており、自身の調整もきっちりとハマっているので、もしかしたら、もしかするかも。
エヴァンスも好きな選手ですし、彼が優勝してくれたら、叫びだしたいくらいに嬉しい。
このまま行けば、コンタドールには申し訳ないけれど、グラン・ツールの勝利を逃す姿を見ることになってしまう可能性も、結構高いのではないでしょうか。


それにしても、ヴァンデンブロック……!!!!
ベルギー選手好きの私としては、クイックステップのトム・ボーネンが去り、ヴァンデンブロックも去ってしまうことになるとは、ちょっとショックが大きすぎです。
私の贔屓はどちらかというとワロン地方の選手よりフラマン地方の選手の方なのですが、こうなってきたら、現在ポイント賞争いで首位に立っているオメガファーマ・ロットのフィリップ・ジルベールが最終日のシャンゼリゼでマイヨ・ヴェールを着ることができるよう、応援していくしかないか?


に、しても、チームスカイのファンアントニオ・フレチャとバカンソレイユのジョニー・フーガランドの落車のきっかけを作ったフランス国営放送の車の追い抜き、あれは、無いわ……
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