ツール開幕!

 2011-07-03
いよいよ始まりました、ツール・ド・フランス2011。

初日は、例年のようにプロローグとして短い距離の個人TTをやってくるのではなくて、普通にロードのステージとなりました。
総合争いがどうこうという段階では、当然ありませんし、最有力優勝候補であるサクソバンクのコンタドールはジロのダメージがまだ抜けきっておらず、当面は回復をはかりつつ無難にレースをこなすことになるので、ここでは出番なしの予定だったのですが……

終盤、残り9キロくらいの地点で、集団の前の方にいたアスタナの選手が道路脇の観客と接触したことをきっかけに集団内で大落車が発生。
それによって分断された集団の後ろに取り残されていた有力選手の中に、まさかのコンタドールが!
他の優勝候補では、エウスカルテルのサムエル・サンチェスもこの落車の影響を受けています。

さて、レオパード・トレックのアンディ・シュレク、チームスカイのブラドリー・ウィギンス、リクイガスのイヴァン・バッソといった面子がこのアクシデントに巻き込まれているかどうかですが……
J-Sports の放送ではどうやら巻き込まれたらしいということですが、公式サイトの速報リザルトでは先頭集団の後ろの方でゴールしていることになっていますし、情報が錯綜しています。

今の時点で分かっている確実なところで言うと、アンディと同チームで彼の兄であるフランク・シュレクや、オメガファルマ・ロットのユルゲン・ヴァンデンブロック、BMCレーシングのカデル・エヴァンスはこの落車には巻き込まれずに済みました。
で、彼らはそのままコンタドールとの差を広げにかかります。

うーん、まさか、こんな最初の段階で、総合が絡むことになるとは……!

まっさきにゴールラインを超えたのは、上り基調のこういったステージでは絶対的な強さを誇り、今期はアルデンヌ・クラシックを3連勝するなど絶好調の、オメガファルマ・ロット、フィリップ・ジルベール。
前週末に行われたロード国内選手権で優勝していますので、ベルギーチャンピオンの証、黒、黄、赤の3色ジャージを着てのステージ制覇です。
ここ数年の彼の強さからそんなイメージはありませんでしたけれど、どうやらこれが、ジルベール、ツール初勝利のようです。

そして第1ステージの(4級山岳とはいえ)上りゴールを制したということは、ジルベールが、ステージ優勝の栄誉と同時に、総合首位のマイヨ・ジョーヌ、ポイント賞のマイヨ・ヴェール、山岳賞のマイヨ・アポワ・ブラン・ルージュと、新人賞以外のジャージを全て総なめにするということを意味します。
これは、ジルベール、かなり嬉しい1日となりましたね!



さて、総合です。
コンタドール達のグループは結局、約1分20秒も先頭集団から遅れてゴールしました。

その為、ステージ2位に入ったカデル・エヴァンスをはじめ、落車のダメージを受けずに済んだ総合系選手達が、一気に優位に立つという結果に。

これは、コンタドール、なるべく早めにコンディションを戻したうえで、得意の山岳ステージだけではなく、チャンスのある時には、とにかくとことん積極的にアタックをしかけていかなければなりませんね。
毎年、序盤から落車が頻発しがちなのがツールとはいえ、ちょっと、これは、あんまりといえばあんまりなアクシデントでした。
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