フランドルの春

 2011-04-05
自転車ロードレース界における春のビッグレースの1つ、「クラシックの王様」ツール・デ・フランドル、現地言語のフラマン語で言うならばロンド・ファン・フラーンデレンが先の日曜日に開催されました。

昨年このレースで熱い戦いを繰り広げた、レオパード・トレックのファビアン・カンッチェラーラとクイックステップのトム・ボーネンとは共に今年も出場。
どちらも直前のレースで優勝という結果を出しておりコンディションも上々でモチベーションも高く、今年の勝負もこの2人を軸に推移するだろうというのが大方の事前予想となっていました。
が、もちろん、その他にも優勝を虎視眈々と狙う有力選手多く、誰が勝ってもおかしくはありません。

レースは、18ヶ所の急勾配と25ヶ所の石畳区間を持つ全長258kmのハードなコース設定です。

日本人選手も、レディオシャックの別府史之が出場。
完走するのもなかなか難しいくらいのタフなレースで、結局見せ場らしい見せ場も作れないままで終わってしまいましたが、日本人としては初めてゴールラインまで走りきるという結果を出してくれました。

レース展開は、途中でボーネンのアタックに対応したカンッチェラーラがそのままボーネンを突き放し、昨年のようにそのまま逃げ切るかと一瞬思われました。
しかし結局カンッチェラーラは残された距離を独走しきることはできず、その後失速して後続に吸収されてしまってレースが改めて振り出しに戻るという白熱の展開。

2転3転するレースを制したのは、まさかのサクソバンク所属ニック・ナイエンス。

ナイエンスも実力のある選手ですし、事前の優勝候補にもしっかり名前が挙がっていましたから完全なる番狂わせとまでは言いません。
けれど、さすがに、本当に優勝してくるとは……っ!
解説の三船さんによると、現地ベルギーの下馬評では「荒れたレースならナイエンスもある」と言われていたよう。
さすが、目の肥えたファン、目の肥えた記者の多いベルギーの下馬評は確かだとしか、言いようがありません。

ちなみに2位に入ったのはクイックステップのシルヴァン・シャバネル。
カンッチェラーラは3位、ボーネンは4位に終わりました。
来週開催される「北の地獄」パリ~ルーベでは、今回の結果を受けてボーネンやカンッチェラーラがどう出てくるか。
これはまた、楽しみが増えてきました。
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