「闇鍋音楽祭2011」 at Shibuya O-EAST

 2011-04-01
26日に、渋谷のO-WESTで昨年の12月12日から3ヶ月振りのソウルフラワーユニオンのライブ、「闇鍋音楽祭2011」を聴いてきました。

時期的に、確定申告業務の直後で、なおかつ、あれだけの大震災が東日本を襲った後です。
私自身、心身ともに疲れているという状況でもあり、そういった時にロックのライブに行くのが適切かどうか、消費電力問題も含めて色々な考えが頭をよぎって、正直、このライブに行くべきかどうか、かなり悩みました。

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(2010/12/15)
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ですが個人的に、これからの仕事や勉強に向けた活力を得る為にもそろそろちょっとライブにでも行って、全身で思いっきり生の音楽に浸ることで精神的疲労を吹き飛ばしたいという気持ちもありました。
最終的に決め手となったのは、このソウルフラワーユニオンというバンドが阪神淡路大地震の時にも被災地に入って避難所でチンドン楽器などでの慰問演奏を行っており、今回のライブでも会場で義捐金の募金活動を大々的に行うとメールマガジンで宣言していたこと。
そういうことであれば私も会場に行って、微力ながら心ばかりの募金をさせていただこうか、と。




そもそもこのライブのチケットを買ったのは、今回のゲストに心惹かれるものを感じたからでした。

「闇鍋音楽祭」というのは、ソウルフラワーユニオンがこのバンドと対バンでしたい、と思ったグループをゲストに呼ぶという企画のライブ。
ですから、そのゲストのステージは単なる前座ではなく、それなりにボリュームのあるものとなります。
で、今回のゲストに選ばれたのが、カーネーション。
1996年発表のシングル曲「グレイト・ノスタルジア」や「Garden City Life」のPVを、当時、TVKの音楽番組で視聴して以来、彼等のことがかなり気に入ってアルバムも揃えた私ですが、ライブを実際に生で聴いたことは、今まで一回もありませんでした。





ソウルフラワーユニオンのことを私は日本で最強のライブバンドの1つだと思っていますが、カーネーションもライブもかなり素晴らしいという話はあちこちで目にしていました。
実際、ライブCDのできはかなりのものでしたから、是非どこかで一度、その実際を確かめてみたいと思っていたのです。

ならば単独ライブに行っても良かったのですけれど、なんとなく後回しにしてずるずるときてしまっていたところが、何ともちょうどいい具合に、彼らがソウルフラワーのライブにゲスト出演するというではありませんか。
それを知った瞬間、これほどいい機会もめったにあるまいと、チケットオーダーのメールを送信した私だったのでした。

そして、結論。

評判に偽りなし。

古い曲も積極的に演った彼らの今回のライブ。
正規メンバー2人とサポートドラム、それにゲストとしてソウルフラワーユニオンの奥野真哉が3曲目からキーボードに参加しましたが、ロックバンドとしては最小限に近い編成ながら攻めの姿勢の感じられる激しく熱いプレイが繰り広げられました。
本当に、年齢を感じさせないパワフルさで、これなら10代のバンドとも正面から張り合えるかもと思えるほど。
特にラスト3曲、「ジェイソン」「EDO RIVER」「夜の煙突」という流れは、実に最高でした。
生カーネーション、凄く良かったです。



もちろん主役であるソウルフラワーのライブが最高に素晴らしいというのは改めて言うまでもない話ですし、実に充実した時間を過ごすことができたと言っていいでしょう。

MCの中で、ソウルフラワーユニオンのフロントマン中川敬が紹介していましたが、今回の震災を受けて、「知恵のある人は知恵を出せ、力のある人は力を出せ、金のある人は金を出せ、そして、何もない人は元気を出せ」と松山千春が言っていたらしいです。
政治に接近してからの彼の発言はあまり好きではないのですが、このコメントは、いいですね!
これからの日本を立て直すには、被災地以外に住む私たちが一刻も早く日常の経済活動を取り戻すことが、とても大事です。
そしてその為には、やはり、元気がなければ何もできません。
私も今回のライブで、大いに元気をもらった気がします。

……色々と迷ったけれど、行ってよかった。

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