HMV渋谷が閉店、ですか……

 2010-06-10
外資系大型CDショップの日本出店が続いた1980~90年代、イギリス系の大型ショップとして進出してきたHMV。
現在はHMVジャパンとして名前だけは残っているものの経営としては完全な別会社になっていますが、その第1号店として開店し、現在でも旗艦店として象徴的存在だとも言える渋谷店が、今年の8月中旬にも閉店することが決まったそうです。

ネット配信の普及や違法ダウンロードの横行などによりCDショップの経営が苦しいのは知っていましたが、HMVがまさか渋谷店を閉めるとは、ちょっと驚きのニュースです。
何といっても、HMVと言えば渋谷店というくらい、同チェーンを代表する店舗です。
フリッパーズ・ギター等に代表される渋谷系の音楽の発信地でしたし、私自身、渋谷に行けば必ずと言っていいくらい立ち寄る店でもあります。
これは1つの時代の終焉を象徴している、とまで言うと大袈裟過ぎるかもしれませんが、あながち的外れなことでも無いように思えます。

とはいえ私としては、自分の手元にはデータではなくて、しっかりとした形のある円盤を置いておきたいというのが常々考えていることなのです。
iPad の発売と同時に、やや話題を集めている電子書籍も、ですから私としては全く歓迎していません。
小説やマンガも、デジタルデータではなくて、やはり紙でできた本でなければ……っ!

話が逸れました。

CDショップのみならず各レーベルなども含め、音楽業界の経営の厳しさは今までにも様々なニュースで目にしてきていました。
音楽好きの1人としては、決して見も知らぬ遠い世界の物語ではなくて、自分にも大いに関係のある問題なのだと頭の中では理解していながらも、しかしなかなか実感を伴うものとしてまでは感じられていなかったのですけれども、こうしてその影響が自分に近いところに現れると、さすがにリアルに迫ってくるものがあります。

そういえば、一時はコナミやソフトバンクが相手先に上がっていたビクターエンタテインメント(とテイチクエンタテインメント)は、値段の面で折り合いつかず、まだ買い手が決まっていないんでしたっけ?
レーベルやCDショップの経営が悪化して行くと、中堅どころ以下のミュージシャンの契約が次々と切られて行くことにもなりかねません。
私の好きなミュージシャンにはマイナーどころも多いですし、幅広い音楽を、簡単に手に入れられる社会というのが理想的なので、この傾向は、まずいなぁ。


と、ここまで散々業界の状況を危惧することを書いておきながらアレですが、フラッグシップであった渋谷を閉めるということで、その時期になると閉店セールとか、やはりやるのでしょうか。
もしもやってくれるのであれば、同店への感謝の気持ちも込めて絶対に行かなくてはならないなと思っているのです。
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