エヴァンス、ステージ優勝!

 2010-05-16
ジロ・デ・イタリア第7ステージは、未舗装の泥道区間の登り(しかも最大勾配16%)を含む、第1週の注目区間。
当然、ここでレースに何らかの動きが出るだろうこと、特にオランダでの3ステージにおける落車や強風による遅れと、イタリアに入って最初のチームTTで大きくタイムをあけられてしまった総合候補が思い切った攻撃に出ることが容易に想像できるコース設定です。
特にBMCレーシングのカデル・エヴァンスはマウンテンバイク出身でU23時代はワールドカップで年間チャンピオンになった経験のある選手ですから、ここで攻撃せずしていつするのか、というくらい。

ただでさえタフなコースに追い討ちをかけるように、今日の現地は雨。
問題の未舗装区間はこの雨で、完全にぬかるみ半分の状態と化してしまいました。
スポーツカメラマンの辻さんからが現地レポートで「溶けたミルクチョコレートのようだ」と言っていましたけれども、映像で観ても、まさしくそんな感じです。

しかしレースが大きく動いたのは、そんな未舗装区間に入る前の下り。
ライバルにタイム差をつけて総合1位~3位を独占していたリクイガスのヴィンチェンツォ・ニバリ、イヴァン・バッソ、パレリオ・アニョーリの3人が軒並みここで落車をしてしまったのです。

また、未舗装区間では事前に予想された通りに、こういったコースに慣れていない選手達がトップグループから脱落していきます。
結局ラストのゴールスプリントを競い合ったのは、カデル・エヴァンスの他、ランプレのダミアーノ・クネゴ、アスタナのアレクサンドル・ヴィノクロフの3名。

そして、ここまでハードなレースを繰り広げてなお一番体力が残っていたのは、やはりカデル・エヴァンスでした。
ステージ優勝のボーナスタイムも獲得できたとはいえ、(今日の結果を受けて総合首位になった)ヴィノクロフとはまだ1分12秒のタイム差がありますが、その他のライバルを抜いての総合2位浮上です。
以前書いたように、今回のジロで私が一番応援しているのはこのカデル・エヴァンスです。
一時はもう駄目か、とも思いましたが、これでまた、彼の目も出てきました。
明日の頂上ゴールも楽しみです。
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