これはまた、ベタでいいですね

 2010-05-12
疲れたり煮詰まったリした時には気軽に読めるライトノベルを小一時間ばかり楽しんでリフレッシュするというのがお約束になりつつある私ですが、そのパターンに則って今回読んだのが、電撃文庫から発売されたばかりの『七花、時跳び! Time-Travel at the after school』。

こういう青春モノに限らず、小説において(特にジュヴナイルやライトノベルの世界において)タイムスリップは昔から珍しい題材ではありませんし、そういう意味ではパターンもほぼ出揃っているのかもしれません。
こういった状況で斬新な設定をひねり出すのは非常に難しく、いきおい、どこかで見たようなシチュエーションが出てきてしまうのは、いかんともしがたいことなのでしょう。
が、本作における時間を越える方法のネタ元というか、作者がこの話を考えたきっかけはどう考えてもアニメ版の『時をかける少女』と思われます。
ですがそこをつついて対比論などをやっても、この際、意味は無いでしょう。

オタネタが散りばめられていて一般読者の存在を考慮していないようにも思えるのは、多少問題があると言えなくもないのですが、そもそも一般読者はこういうレーベルの、こういう装丁の本を手にしようとは、思わないか……。
そこを割り切ってしまえば、本作を読んでいる時間、私はそこそこ楽しんでいたのでOKだと言ってもいいでしょうか。

まずまず、面白い作品でした。

七花、時跳び!―Time-Travel at the After School (電撃文庫 く 6-11)七花、時跳び!―Time-Travel at the After School
(2010/05/10)
久住 四季
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