「HATSUNE MIKU ORCHESTRA」

 2010-02-25
HMOとかの中の人。によるYMOカバーアルバム、「初音ミクオーケストラ」を購入しました。

私はYMO活動期にちょうど小学生だったような年代ですが、その当時、別に積極的にYMOを聴いてはいませんでした。
むしろ20代後半になってから視線がYMOにちょっと向いて、オリジナルアルバムを揃えたのは30代になってからという人間なので、いわゆるリアルタイムのYMO世代というわけでは、全くありません。
まあ、自宅のLPラックには何故か、父がどこかで貰ってきたらしい「Yellow Magic Orchestra (US版)」があって、それは結構気に入っていたので、わりに良く聴いたりもしていたのですが。

そんな私が、昨年夏の発売以来、一体どんなもんになっているのだろうと興味を持っていたCDがこれ。
初音ミクとYMO。
その組合せを初めて聞いた瞬間、なる程、それは相性が良さそうだ、と思いましたし、あちらこちらで、HMOとかの中の人。によるカバーは、かなり良いものだというコメントも目にしました。

それでも私の手が今までこのCDにのびなかったのは、「そうは言っても初音ミクものだから、こだわりの力作・自信作だとしても、その音は、おそらく私が想像しているものとそんなに違っていないのではないだろうか」という意識があったから。
有体にいって、先入観からくる決め付けであることは、否定できません。

でも、先日、TSUTAYAの半額フェアにおいてこれを何気に手にして、アパートに帰ってから聞いてみたら、そんな思い込みは一瞬でどこかに消し飛んでしまいました。

こ、これは、クオリティが凄く高いじゃないですか。

中途半端な思い込みで今まで低い評価していなかった自分が、なんとも恥ずかしい。
実物を確認しない段階で、評価行為はしちゃいけませんね。

原典であるYMOへの深いリスペクトも感じられますし、その一方で、自分の色を出そうというところも見られ、完成度の追求も、徹底しています。
初音ミクに歌わせた「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」辺りの出来が良くなるのは、ある意味想定内だったのですけれど、「CUE」や「手掛り KEY」、「ロータス・ラヴ」も、この出来栄えですか。
「ナイス・エイジ」から「テクノポリス」、「ライディーン」と続くメドレーは、特に圧巻ですね。

あるいは、初音ミクなどのVOCALOIDも楽器の1つという考えで、アレンジを進めたのでしょうか。
その声は、前面に出過ぎること無く、バックトラックとの親和性も高くて違和感がありません。
まぁ、もともとデジタルな音同士、シンセ、テクノとのマッチングがいいのが、VOCALOIDというものなのでしょうけれど。

それにしても、これは良いアルバムです。
なる程、これであればYMOメンバーの発売許可も出るでしょうし、松武秀樹さんも絶賛するはずです。
帯に書かれたコピーは、フロックではないですね。
いやあ、感服しました、本気で。

翌日早速CDショップに走り、このアルバムを買ってしまうくらい、気に入っています。
これはレンタルからのコピーで持っていては駄目だな、と思ったものですから。

Hatsune Miku OrchestraHatsune Miku Orchestra
(2009/08/26)
HMOとかの中の人。(PAw Lab.)

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