FC2ブログ

「くらやみ祭りの小川さん」

 2019-10-30
武蔵野国の国府であった府中にある神社、大國魂神社。
その年間で一番大きな祭りが、毎年4月の末からGWの時期に行われている例大祭、くらやみ祭り です。

その くらやみ祭り を見物した映画プロデューサーが、是非これを題材にした映画を作りたいと大國魂神社の権宮司に話を持って行ったのが平成27年。
そこからプロデューサーは3年ほど府中の市内で協賛企業探しの飛び込み営業を始め、その熱意から観光協会や商工会など地元を中心にした制作委員会が発足し、クラウドファンディングを募るなどして製作費を確保した本作。
つまり、地元の誇りである くらやみ祭り の知名度を全国に広げる為にと、地元経済界と市民の全面協力と資金面での協賛、エキストラ出演等を結集して制作された映画が、今回私が紹介する、『くらやみ祭りの小川さん』なのです。

公式サイトから、粗筋を紹介いたします。

思いがけず早期退職するハメになった56歳の平凡な会社員・小川秀治(ひではる)。
退職後、退屈な日々に時間を持て余した秀治は、「なにか趣味でもはじめよう」と考えるのだが、どれもうまくいかない。そこで秀治は、古くなった家を建て替えるため再就職を決意!ところが、その就職活動も容易には進まなくて……。
そんななか、ひょんなことから地域住民との関わりを持った秀治は、地元・府中で開催されるお祭り「くらやみ祭」のお手伝いをすることに!
最初は気乗りしない秀治だったが、「くらやみ祭」を通して出会った仲間たちと関わるなかで、自分自身と家族の人生に向き合い、やがて人生再出発へ向けて奮闘しはじめる。
ところがそんなとき、「くらやみ祭」に大きな問題が持ち上がってしまい……!?


会社をリストラされた主人公が祭りと関わり、地域社会に関わることで人生を再出発する。
さらにそこに、家族が抱える様々な問題が絡んできて物語は複層的になるのですが、その辺りも上手く処理がされていて、家族の物語としても大いに楽しめます。
期待をしないで観に行った作品ではありませんですけれど、率直に言って、これは、期待以上の良さでした。
お涙頂戴に変に走りすぎず、現代的な問題を抱えていつつも、お互いに信頼と村長の有る、いい夫婦、いい家族、そしていい地域社会を描いていて、かなりいい映画になっていたと思っています。

公開劇場数が少なくて東京中心ではありますが、本当にかなり良い作品になっていましたので、ぜひ多くの人に観てもらいたいなと思います。


公式サイトは こちら から

タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/2143-3683ee52

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫