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「ノルマ」はロシア語

 2019-08-05
かんぽ生命が販売員である営業にノルマを課していたこと、その厳しい内容に起因する様々な問題がニュースになっています。
契約者にデメリットを説明せずに養老保険等の被保険者を変えさせたり、保険料が2重払いになっていたり、実質的に無保険状態になっているのに放置されたり、中には内容をロクに説明しないまま半ば無理やりに商品を売りつける、人の名前を勝手に使って契約をする、というのもあったらしいですね。
およそ保険募集に関する法令違反行為、やってはいけないと言われている募集行為のオンパレード、バーゲンセール状態です、これは。

このような状況は全てノルマの設定が悪いという論調から、日本郵政が4月に自信の持つ かんぽ生命の株式を売却した時点で経営陣はこのような不正行為が行われていたことを知っていたのではないかという疑惑も出てきていたりしています。
それは、経営上の重大なマイナス要素を知りつつ、何食わぬ顔で投資家に高く株を売りつけたということに他ならないわけで、そんなところでも訴訟ネタを抱え込んでしまっているわけですね、日本郵政グループ。

で、かんぽ生命のノルマ制度を問題化するのであれば、日本郵便のことも問題化しなければならないのではないかと個人的には思っています。
年賀状や かもめーる について、各郵便局員に対して販売数のノルマがあるというのは、よく聞く話ですよね。
それで、ノルマが達成できなさそうな局員は自分で足りない分を購入する、いわゆる「自爆営業」をせざるを得なくなってるという、あの話です。
ノルマという言い方は日本郵便もかなり前から使わなくなっているらしいのですけれども、実際にはなんだかんだでノルマ同様のものが残っているといいます。

営業目標を立てること自体は全然悪いことではありませんが、ノルマを達成しなければ叱責されるとか、言及されるとか、罰則のようなものを設けるのは論外です。
日本郵政グループが仮にそこまでやっていないとしても、ノルマを錦の御旗にして無茶な営業を社員にやらせ、その事実を知りながら黙認していたのであれば、倫理的にもどうかと思いますよね。

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