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「海獣の子供」

 2019-06-10
五十嵐大介のマンガは以前から興味がありました。
というのも、各所で高い評価を得ているところを見たり読んだりしていますし、伝え聞く限りというレベルの話ではありますが、どうやら私の好きなタイプの物語を描いていそうだなと思ってもいたのです。
しかしながら、実際には今まで一度も、彼の作品のコミックスを購入したことはありませんでした。

それは、絵柄が何となく馴染めなかったから。
この辺りになると完全に好みの問題になってしまうので、五十嵐大介さんには申し訳ないながら、ちょっと当面は読まないかなぁと、どこか遠巻きに眺めている状態を長らく維持し続けていたというのが、実態でした。

そんな五十嵐大介の、私が一番興味を抱いていた作品である 『海獣の子供』 が、劇場アニメになって公開が始まった。
しかも、他の作品を鑑賞しに足を運んだ映画館で流れた予告編などを見る限りでは、もの凄く完成度が高い傑作の匂いがぷんぷんと漂ってきている。
これはつまり、今この時こそが 『海獣の子供』 に向き合う時なのだということ示唆している。
そういう風に思ったものですから、行ってきました、映画館。
仕事もめちゃくちゃ忙しいタイミングなのですけれども、何とか時間を捻出して、レイトショーに。
疲れも溜まっているのですけれども、そこはそれ、できの良い作品を鑑賞できるのであれば、特に問題はありません。

さて、そうして観てきた 『海獣の子供』。
まだ公開の始まったばかりの映画ですから、ストーリーなどを書くことはやめておきますけれども、これはあれですね、絶対に映画館で観ておくべき作品ですね。
それも、なるべく大きなスクリーンで、かつ、音響の良い劇場を選んで。
まず、単純にビジュアルが圧倒的でした。
「美しい」とか「綺麗だ」とか、そういう言葉の一切が陳腐に思えてしまう、いっそ暴力的なくらいのビジュアル。
そこに、原作である五十嵐大介の個性を最大限に生かし再現したキャラクターが生き生きと、これまた圧倒的な作画で動き回る。
苦手だったはずの彼の絵柄も、こういう形でアニメーションになってみると、実にいい感じです。
スピリチュアルな要素も多い作品ですし、上映時間内に物語を収めるために、かなり密度が高く展開していきますから、ついて行けないとか、理解できないという感想も出てきそうな気もしますし、それを否定することもできないのですが……
しかし、これを映画館のスクリーンで観ないというのは、大きな損失です。
是非、時間を作って、上映期間中にお近くの映画館に出かけてください。


公式サイトは こちら から

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