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「バースデー・ワンダーランド」

 2019-05-06
先月末に公開の始まった、原恵一監督の『バースデー・ワンダーランド』を観てに映画館まで行ってきました。

監督の作品はこれまでに、2010年の 『カラフル』 と2015年の 『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』 の2作品をの2作品を観たことがあります。
出世作ともいえる 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』 は申し訳ないのですが、まだ観たことがありません。
ですので、偉そうに監督の作品論を語ることはできないのですが……
とりあえず上記2作品を観て私が抱いた印象は、手堅い作品作りをする人だなぁということ。
手堅過ぎて、アニメ映画に求められるであろうエンターテインメントとしての派手さ、ケレン味みたいなものが少ないとも感じられたものの、情感のある作品は得意そうだな、というイメージです。
まぁ、そういう2つともがそういう作品だったからというのも、あるかもしれませんが。

今回の『バースデー・ワンダーランド』は児童文学が原作ということであり、監督の特徴的にはどうなんだろう、合っているんだろか、というようなことがちょっと心配なところもあったのですが、別作品を観に行った映画館で流れた予告編の映像が綺麗だったので、これは大きなスクリーンで観ておくべきかな、と思った次第。
背景を含めた「画」としてのトータルの美しさ、色調・色味の鮮やさが好みだったこと、そして、イラウトレーターのイリヤ・クブシノブがデザインしたキャラクターがなかなかに魅力的で、これが動くところを観たいなと感じたところが、決定打でしょうか。

さて、そんなこんなで観に行った本作。
観客数が少ないのが、監督の今後の制作活動に対してどうなんだと気になるところではありますが、概ね、出来は良かったと思います。
原作に対してあんまり勝手なことはできないというのもあるのでしょうが、映画として考えた場合には、ラストのところはもう少しカタストロフィーというか、アクション的にも派手なことがあっても良かったのではないかと思わないでも無いのですけれど、それはそれ。
児童文学系なのでどうしても毒っ気が少ないのが個人的には多少物足りないけれども、今回も手堅く作ってきたなぁという感じです。
傑作とは言いませんが、なかなかの佳作、しかも映像の質は非常に高い作品、というところでしょうか。
個人的に期待していたイリヤ・クブシノブのキャラクターも良かったですし。


公式サイトは こちら から

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