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「私という猫 終の道」

 2019-04-13
本館の「読む」にも紹介しているイシデ電の『私という猫』シリーズの3冊目にして最終巻が、『私という猫 終の道』。

これは今年の2月に、第2作目からは随分と間が開いて発売されたものです。
発売日当日に購入していながらも読むのに時間を要したのは、私がしばしばやるような「後で読もうかな」と思って積読の山に放置していたということでは、今回はありません。
私としては、このシリーズのことは、かなりシリアスで精神的にガンガン削ってくるようなものであると認識しています。
それもあって、自分自身のメンタルに余裕がある時に、ある程度の覚悟を持ってから読まなければいけないかなと思っていたのです。

その準備が整った、覚悟が決まったと思って読んだ本作。
実際んところ、今回の第3作目はこれまでに比べ、野良猫の、野良であるが故のヒリヒリした生き方の部分は少し少なめでした。
その分、生きていくということは命を繋いでいくということであるとか、そういう辺りにスポットが充てられているという印象があります。
これまで描かれてきた「私」の物語の締め括りとしては、思っていた以上に穏やかに静かに閉じられたという感じですが、それもまた良し、というところでしょうか。

マイナーもいいところですが、本当にいい作品ですので、是非、シリーズ3冊をまとめて購入し一気読みすることをお勧めします。


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