FC2ブログ

「のの湯」 第3巻

 2019-03-24
第2巻から3年弱が過ぎて、釣巻和の『のの湯』第3巻が発売となりました。
ネット連載でしばらく更新がなされず、これでこのまま自然消滅していってしまうのかなと、好きな漫画であるだけに凄く残念に思っていた作品です。
それだけに新刊が発売されることを知った時は嬉しく、発売日には早速書店で、無事に発売されて良かったなぁと思いつつ帯を見てみたら、そこには4月から実写ドラマ化されるとの宣伝が。

ドラマ化、ですか。
うーん、それはとても嬉しいですし、その結果として原作の人気が出てくれれば更に最高だとは思います。
ただ、主に銭湯巡りをテーマにした女子3人組の友情物語である本作、その「主に銭湯」という点から、昨今の情勢では実写化は無茶なのではないかとも感じるのですけれど、その辺り、どのように躱すつもりなのでしょう。
実際、それは見ものだと思うのですが、さすがに地上波での放送はためらわれたのか、ドラマの放送はネットとBS。
それはそうなるかなと思いつつ、どうせなら深夜枠でも地上波の方が良かったなと思ったり、思わなかったり。
原作の、裸は出てくるけれどもエロス云々というのではない、純然たる健康的な感じというのが、実写でも再現できているといいなと思います。

と、すっかりドラマ化の話ばかりをしてしまっていますが、肝心の第3巻の中身も、インターバルを感じさせない面白さで楽しませてくれました。
それはつまるところ、主人公である野乃、その友人の岫子、アリッサという3人の個性が織り成すハーモニーや紡ぎだされる関係性が非常に魅力的であるからでしょう。
それぞれが生き生きと作中で暮らしているからこそ、その友情や喧嘩やちょっとしたできごとが実にいい感じになる。

釣巻和というマンガ家の才能は以前から高く評価していた私ですけれども、今回のこれや、現在別媒体で連載中の『聖血の海獣』を読むにつけ、改めてそれを実感しています。
お薦めのマンガ家ですし、お薦めの作品です。



タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/2047-9cecd750

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫