深海のYrr

 2008-10-10
フランク・シェッツィングの『深海のYrr(イール)』(早川書房 ハヤカワ文庫 上中下巻)を読みました。
海洋から始まる、世界規模の地球環境異変。その原因はどこにあるのか、そしてその先に潜んでいる未知なる存在の正体とは。
うぅぅぅぅぅむ、面白い。
1冊が約550ページの文庫が全部で3冊と、かなりのボリュームがある大作ですが、それだけの量を一気に読みきりました。
私が、たいがい重症の読書狂だということを差し引いて考えても、これは本作の面白さがかなりのものであることを意味しています。
前半の科学者たちの調査活動を丹念に描くシークエンスも良かったですし、後半の展開も非常に良かった。
キリスト教の世界観(というか、人間観というか)が作中において、事象の解釈や、それらに対する人々の行動を制約して行く様など、皮肉的な視点もふんだんに盛り込まれていて、それもまたいい感じです。
これは、本館の方でじっくりと感想を書かなければなるまいて。

タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/201-8bc44589

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫