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過疎地だけの問題ではない

 2018-11-21
外国人観光客の増加などを原因としてニーズは非常に多くなっているにも関わらず、運転士や整備士の数が全く足りていない。
今月頭くらいに、その状況を理由として、京都市バスの運行事業から、一部業務委託先法人の京阪バスが撤退するというニュースを見ました。

具体的には、京阪バスは京都市バス全体の約8%の運行と整備を担っていたそうです。
そして、その他の民間企業も合わせると、運行されている市バスの半分は京都バス本体ではなく委託先の民間が運営していたのだそう。
そういえば、地方自治体の財政悪化が大きな問題になっていた時期に、しばしば、市営の交通機関のアウトソーシングが話題に上ったりしていましたね。
今回のニュースでは、京阪バスの撤退を受けて他の業者もそれに続くのではないかということと、その穴を直営化で埋めようとすると市バス事業が赤字に転落する可能性もあるようなことが言われていました。
それはつまるところ、下請けとの契約で無理をさせていたということになるのではないかと思わないでもありません。

もちろん、これは私が勝手に思っていることに過ぎないのであって、実際がどうかは、分からないのですけども。

そして、公共交通機関に関する話で言いますと、JR北海道が秘境駅として有名な花咲線の初田牛駅を廃止するというニュースもありました。
2013年~17年の1日当たり平均乗降客数は0.2人と記載されていましたし、JR北海道といえば、赤字があまりに大きくて安全運転の為に必要な諸々の点検作業もままならないというような話を以前に耳にしたこともあるくらいに、経営が厳しくてたまらなかったはずですから、これはやむを得ないのではないかと思われます。
「市民の暮らしに欠かせない公共交通機関として役割を果たしており残念極まりない」から「利用者や地域に丁寧に説明し、合意に努めてほしい」と根室市がJRに対して要請したといますが……

いや、さすがにそれは無茶なのではないだろうか。
定型文のような要請ですし、こういうのも分からないではありませんけれども、乗降客数が乗降客数ですから、あまり説得力が無いのではないかと。
ともあれ、今後も様々な事情で、様々な地域で、今回のような「市民の足」を巡る問題は出てくることになるだろうと、そんな風に思えます。

高齢化の進行している中、少し心配ですね。
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