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陣内大蔵 「いと小さき君のために」 他

 2019-02-07
陣内大蔵のことを私に教えてくれたのは下の姉でした。
その姉は姉で、彼女の友人から陣内大蔵の1stアルバム 『Moratorium』 や 2ndの 『PRAYING NIGHT』 をカセットに録音したものを借りていたのであり、それを私も聴かせてもらったというわけです。

それで、特に 『Moratorium』 の完成度と質の高さに私はすっかりやられてしまい、一発で陣内大蔵のことが好きになってしまいました。
歌詞、曲、クセがあって陰影の強い、ちょっと内に籠ったようなサウンド。
そこに鼻にかかったような彼の歌声が乗ることで、強烈な世界観を醸し出すことに成功している1枚であり、デビューアルバムというものが、そのミュージシャンの音楽性を伝える、自己紹介のような意味を持つものであるという風に考えるのであれば、おの先制パンチは見事に決まっていると言っていいでしょう。
世間的な認知度が高まるのはもっと後でしょうから、この1stのセールス的なことがどうだったのかは分からないのですが、おそらく、自身も相当のこだわりをもって制作したのであろうと想像できます。

まず、このアルバムの1曲目である、「いと小さき君のために」の動画を貼ってみましょう。



これをいきなり聴かされた私が即座にノックアウトされたということ、ご理解いただけるでしょうか。
『Moratorium』 は他の曲も良くて、いわゆる「捨て曲ナシ」の名盤なのですが、たまに、デビューアルバムからいきなり、こういったハイクオリティーのものをリリースしてくるミュージシャンがいますよね。
さすがに全10曲の動画を全て貼って行っても仕方が無いので、次にアルバムの最後を飾った「かなしくて」を紹介して、『Moratorium』 は終わりにします。





陣内大蔵が次に出したのが、2ndアルバム 『PRAYING NIGHT』。
これは、1枚目の世界観をそのまま延長して、少し一般的なポップスに近寄ってきたという内容になっていました。
おそらく、陣内大蔵の心の底の方にある根源的な世界観・音楽性と、ポップミュージックとしての大衆性(もちろん、それもまた、彼の内にある資質なわけですが)とのバランスが一番いいのは、これと3rdアルバム 『深呼吸』 だと思います。
前者の色合いが強いのが 『PRAYING NIGHT』 で、後者が強いのが 『深呼吸』 という感じですね。

これ以降の、ポップスに寄って行った陣内大蔵も嫌いではないのですが、より好きなのはどちらなのか、と問われると、私は間違いなく初期の2枚を挙げるでしょう。
ですので、今回紹介するのも、その2枚に絞っているというわけです。
『PRAYING NIGHT』 からは、3曲目のタイトルトラック 「PRAYING NIGHT」 と5曲目の 「First Snow」 の2曲を紹介します。
個人的に、陣内大蔵の真骨頂は、こういう楽曲にあると思うんですよね(あちこちから異論が浴びせられそうな気がしますが)。






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