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「パパはわるものチャンピオン」

 2018-09-26
新日本プロレスの棚橋弘至が出演した映画、『パパはわるものチャンピオン』を映画館で観てきました。
かつてライオンプロレスのエースとして期待され、活躍していたものの、左膝の故障から復帰しきれず、今はヒールのマスクマン、ゴキブリマスクとしてリングに上がっているレスラーの息子である小学生が、本作の主人公。

自分が悪役としてリングに上がっていることのみならず、レスラーであることも息子には打ち明けられていない父。
ふとしたことで父がゴキブリマスクであることを知ってしまう息子。
そしてクラスでは彼が人気レスラーであるドラゴンジョージの子供であるということが、誤った情報として広まってしまう。
大好きな父に、「わるもののパパなんて大嫌いだ」と言ってしまった息子と父の関係は、果たしてどうなってしまうのか。
愛する息子の為、そして何より自分が大好きなプロレスという競技への想いと怪我から9年間悪役として活動してきたことへのプライドをかけて、父は戦いのリングに上がる……。

というような内容なのですが、まぁ、作品タイトルを見ただけでも、こういったストーリーになるんだろうなというのは、すぐに察せられることです。
つまりそれは、(悪い言い方をするならば)ありきたりで平凡な物語であるということを意味するのですが、こういう作品においては、それは決して悪い事ではないですよね。
実際それは、父と息子の物語として、非常にオーソドックスな構造ですし、本作は奇をてらわずに丁寧にシーンを重ねて語っていると言えます。
ベタで単純で平凡な物語かもしれませんが、観る側の心にじんわりと迫ってくる、家族を描いた良質な作品であると感じました。

親子で観に行くのに、最適な映画なのではないかと思います。

なお、本作には棚橋弘至の他にも、オカダ・カズチカ、真壁刀義、後藤洋央紀、石井智宏などなど、新日本プロレス所属の有名レスラーが多く出演しているのですが……
特に良かったのが、ゴキブリマスクのタッグパートナーであるギンバエマスクを演じた、田口隆祐。
彼の演技がどう良かったのか、それは、できれば映画館に行って実際にスクリーンで確認してもらいたいところです。
仮にプロレスを引退しても、性格俳優として食べていけるんじゃないかなとさえ、感じさせられました。

『パパはわるものチャンピオン』、何気に、お勧めです。


公式サイトは こちら から

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