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ブエルタ2018 はサイモン・イェーツ

 2018-09-18
2018年のブエルタ・ア・エスパーニャも無事にマドリッドのゴールを迎えました。そこで、いつものように各賞の結果を簡潔に書いていきたいと思います。

まず総合優勝の赤いジャージ、マイヨ・ロホ。
序盤、中盤、そして終盤と目まぐるしく所有者が変わる3週間となりましたが、それはある意味、ブエルタではいつものことと言っていいかもしれません。
最終的には5月のジロ・デ・イタリアでかなりのリードを獲得しつつも最終版でまさかの大失速を見せてしまったミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツが、積極的な走りで2位以下に大きな差をつけて自身としてもチームとしても初めてのグラン・ツール総合優勝を遂げました。
サイモン・イェーツは、序盤から総合首位に立ってそのまま走り続けた挙句に力尽きてしまったジロの反省からか、このブエルタでは序盤から抑え気味に走っていて、終盤に向けてコンディションを上げて攻撃に出てくるという、かなりクレバーな走りをしてきました。その結果、ジロの時のように最後の最後にヘタレることなく、見事に優勝を手にしたわけで、狙い通り、作戦は大成功したといえましょう。

ポイント賞の緑色のジャージ、マイヨ・プントスは、ステージ2勝を挙げて細かくゴールポイントを手にしていたアレハンドロ・バルベルデが、総合争いでは最後にコンディションを大きく崩して脱落したもののきっちりと獲得。
ブエルタは平坦ステージと呼ばれていても平坦ではないステージが多く、また、山岳ステージでも平坦ステージでも同じようにポイントが獲得されていく為に、総合系の選手がポイント賞を手にすることが常であり、今年もそのパターンが踏襲された形になります。
いずれにせよ、38歳という引退してもおかしくない年齢でありながら、現役バリバリで3大ツールでも総合争いに最後まで絡んできて、ちょっと信じられないくらいにレース活動にストイックに取り組んでいるバルベルデがこうして今回のブエルタでも何らかの賞を獲得することができたというのは、ちょっと嬉しいことです。

山岳賞の白地に青い水玉ジャージ、マイヨ・モンターニャはロット・ソウダルのトーマス・デヘント。
前半はコフィディスのルイス・マテマルドネスが2位以下を引き離す走りをしていて、これは今年の山岳は彼で決まりかとも思われたのですけれど、彼も中盤から調子を落として山岳ポイントをほとんど加算できなくなります。
そんな中でトーマス・デヘントやトレック・セガフレードのバクケ・モレマが山岳ポイントを加算していってこれを猛追。
最終ステージ一つ手前の第20ステージまでこの2名が激しい戦いを繰り広げた末に、逃げ切ってデヘントがこの賞を獲得しました。
デヘントは逃げ屋としても知られる選手ですから、それがこうして山岳賞を本気で狙ってくれば、こういう成果も手にできようかな、というところ。
いずれにしても、マテマルドネスやモレマは惜しい結果となりましたが、デヘントが山岳賞に相応しい走りをしていたのは確かなことなので、この結果に疑問はありません。

上記の3賞の順位を合計して、その数字が一番小さい者が獲得できるコンビネーション賞の白いジャージ、マイヨ・コンビナーダは総合優勝と同じくサイモン・イェーツ。
山岳ステージ、それも山頂ゴールが多いブエルタで、ポイントもスプリンターではなくて総合系が獲ることがほとんどであるのがブエルタである以上、この賞も総合上位の選手が獲得することがほとんど。
特に総合首位の選手がそのままコンビナーダも、というのが定番。今年もその例に倣うことになったというわけで、これもまぁ、予想の範囲内というか、ブエルタの開始前からどうせそうなるんじゃないかなと思っていた結果になります。


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