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AIによる融資審査

 2018-05-23
先月にその名前から「東京」が取れてなくなった三菱UFJ銀行が、人工知能(AI)を使った中小企業向けの融資を2019年度にも始めようとしていることを、ちょと前にニュースで見ました。

AIを使い、預金口座の入出金データから中小企業の返済能力を判断することで、実際に対面しての審査などを行わなくても有効な判断ができるということらしいです。
要は、様々なデータ、取引金額だったり、入金状況や支払状況、公共料金の引き落とし状況などのデータを指標として数値化して、定量的に返済能力、資金的な余裕を判断するということですよね。

ニュースによれば、この技術を活用することで、これまでは融資を受けることがなかなか困難だった創業間もない企業向けにも資金供給ができるような新しい融資モデルを確立することができる、というように三菱UFJは見込んでいる模様。
もちろん、融資部門の人件費もカットできることも、このAI融資を実施しようという動機にあるでしょう。
新たなマーケットを開拓すると同時に、経営合理化にもなるというわけですね。
AIによる定量分析がどこまで、創業間もない企業などが潜在的に持っているかもしれないリスクを低減するのに役立つか、まぁ、数をこなせばこなすだけ、実例という名のデータがさらに累積されていくわけで、審査の精度は上がっていくのかもしれません。

と、こうして見ると、何かすごく新しいことをやろうとしているように聞こえてくるニュースではあるけれど、実際は、分析のための細かいデータを自動で収集して、内部で累積されているデータベースにそれを当てはめていくことで企業の信用力を格付けするという作業を AI にやらせるということにすぎず、抜本的にはそこまで目新しくもないとも思えます。
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