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「レディ・プレイヤー1」

 2018-05-01
新宿の映画館で、「レディ・プレイヤー1」のレイトショーを観てきました。
以前にこのブログでも紹介した、アーネスト・クラインの小説『ゲームウォーズ』を映画化した作品ですね。
タイトルが違いますが、もともと「Ready Player One」が原題ですから、これはむしろ本来の形に戻ったのだと言えるでしょう。
小説の邦題は、もともとセンスが悪いなぁと思っていたものですしね。

実は、この作品がハリウッドで映画化されると最初に聞いた時は、どうせロクでもない出来になるんだろうなと思っていました。
完全な先入観か決めつけかもしれませんが、昔はいざ知らず、最近のハリウッド、特にVFXを使いまくる様なエンタメ作品は、安易な造りが多くなってきてしまっている印象で、その路線ド真ん中になるであろう本作にも、そこまで期待はできないかな、と。

それが変わったのは、そう、やはりスピルバーグです!
「監督=スピルバーグ」という事実のインパクトは、それ程に大きかった。
世代によって程度の大小もあるでしょうが、安定と信頼のスピルバーグ・ブランドというわけです。

さて、そうして実際に映画館まで足を運んでみた「レディ・プレイヤー1」だったのですが……これは、なかなかの作品ですね!
上手くまとめて映像化できるのだろうかとか、画的にどこまで魅力的なものを見せてくれるのだろうかとか、事前に私が心配していたようなものは、全て杞憂に終わりました。
極上のエンターテインメントです!
原作で見られた、80年代辺りのサブカル/ポップカルチャーへの偏愛っぷり(それは、物語上も非常に重要なポイントになるのですが)も、バッチリ再現。
この映像化は各方面への版権許諾申請が大変だろうなと思っていましたが、そして実際にその作業に数年かかったらしいのですが、申請を受けた側も、それが名前も聴いたことの無いような監督、実績の少ない監督というようなことでなく、「あの」スピルバーグの監督作品ということになれば、許諾へのハードルは幾分か低かったはず。
結果、このように、版権キャラをモブで使い倒すような作品が無事に、そして見事に完成したというわけ。

細かいところに不満が無いわけでは、ありません。
例えば、ガンダムの戦い方がおかしいとか、原作には登場していたレオパルドンはどこに行ったのか、とか。
しかし、それは全体的にな満足度からすれば、どうでもいい些末なこと。

なお、元ネタになっている作品を知っている方が楽しめるのは確かですが、そうでなければいけないということはなく、80年代サブカルに疎くても、普通に楽しめる極上のエンターテインメントになっていることは、ここに保証いたします。
私の保証には、ロクな価値も無いでしょうけれど……


公式サイトはこちらから
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