まさかのソレル!

 2018-03-12
「太陽に向かうレース」の異名にもかかわらず、最終局面はあまり天候に恵まれないことになったのが、2018年のパリ~ニース。
まぁ、泣く子と天気には勝てないのが自然の摂理なので、良い感じの太陽という好条件に恵まれないことになってしまったのは、こればかりはどうしようもありません。

私が今大会で一番応援していたのは、クイックステップ・フロアーズのジュリアン・アラフィリップだったのですが、自ら仕掛けに出たりしながらも、内容的には微妙にイマイチな感がある走りだったのは、残念です。
厳しい山頂ゴールだった土曜日の第7ステージの開始時に総合首位に位置していて、アラフィリップが駄目でも、彼が勝つならそれもいいかと思っていたアスタナのルイス・レオン・サンチェスも大崩れしてしまい、個人的には、ですけれども、そこもまた微妙な感じになってしまいました。

僅差に複数の選手がひしめく、なかなか微妙なタイム差で突入した最終ステージ。
前述の第7ステージにおいて、単独で山頂を制したミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツが、総合首位のマイヨ・ジョーヌを着ていたのですが……
そのサイモン・イェーツのいる集団から抜け出してアタックした24歳の若手、モビスターのマルク・ソレルが、そのままステージ3位で逃げ切り、ボーナスタイムを4秒獲得した状態で、追うイェーツのゴールを待ちます。

結局イェーツの必至の走りも実を結ばず、今年のパリ~ニースは4秒差という、まさしくステージ3位のボーナスタイム分だけの差で、マルク・ソレルが優勝しました。

終盤にきて連日の逆転劇が繰り広げられるという、実にドラマティックな展開を見せた今年のレース。
天候が良くなくて気温が低く、厳しい山岳で体力を失い、それでも最後の栄誉を求めて走り続けた戦いの結果は、今年も秒差での決着となりました。
勝負というのはもともとそういうものですが、ある面で残酷な結果がしばしばもたらされますね。
観戦している側からすれば、それもまた、面白さの1つですけれど……。


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