5割超というのは、ちょっと凄いなぁ

 2018-03-06
ちょうど1週間くらいまでにネットニュースで目にしたのですが……
全国大学生活協同組合連合会、いわゆる大学生協の発表したところによると、全国の大学生に1日当たりの読者時間を尋ねる調査をしたところ、0分という回答が全体の5割を初めて超えたのだそうです。

53.1%というこの割合は、昨年の10~11月に全国の国公私立30大学で行った調査で得られた回答 1万21人を集計して算出されたそうですが、内訳で見ると、文系が48.6%、理系は54.5%、医歯薬系は62.6%とのこと。
5年間で、なんと 18.6 ポイントも増加しているそうだから、これは、なかなかのハイペースで悪化(と、敢えて言わせていただきます)が進んでいると考えてもいいでしょう。

こういう報道を見ると真っ先に感じるのが、そもそも文系にしろ理系にしろ、本を読まないような人が大学に行ってどうするのか、という疑問なのですが……
その進学目的というような疑念は横に置いておくとしても、そういう状態だと、論文を読むのも書くのも苦労しそうだから、卒業までにかなり苦労しそうだなという気がしないでもありません。
卒論や卒業研究をあまり真剣にやらせないような大学だったら、それも大した問題にはならないのかもしれませんけれど。

とはいえ、この調査結果を受けてすぐに、つまり文章を読まないとか文字に触れないということだね、というような解釈をしてしまうのは、誤りでしょう。
というのも、これはあくまで「本を読まない」という調査結果だから、それは文章を読まないということとイコールではありませんよね。
だって、絶対に、ここで読書時間0分と答えた学生も、スマホで色々なサイトを見ているはずですから。
だから本当は、そういうところもしっかりとデータを集めて比較分析していかなければ、この調査結果にどういう意味があるのか、どういう結論や問題が導き出されてくるのか、実際のところは分からないだろうに、と、私なんかは思うわけです。
こういう言い方はあまり好きではありませんが、調査に協力・回答した大学の偏差値とか所在地とか、そういうのも結果を左右しているはずですし、安易な結論をここから導き出してしまうのは、危ないような気がしますね。

まぁ、場合によっては1日に1冊以上というペースで本を読んでしまっている私からは、信じられない調査結果であるということは明確な話ですし、さすがに5割超というのは、上記の理由から話をある程度差っ引いて考えたとしても、かなりショッキングな数値だったので、ちょっと、こうしてブログのネタにしてみました。


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