×事故 〇事件

 2017-12-19
割と毎日の習慣となってきているのですが、朝起きてすぐに、テレビのデータ放送で、その日の天気を確認しています。
雨が降る、降らない、最高気温と最低気温はどれくらいになるのか、等を見て、「備えあれば憂いなし」精神で常にカバンに忍ばせている折り畳み傘で済ませるのか、それともしっかりとした傘を持っていくべきなのか、どれくらいの服装をしていくべきか、寒さ対策が必要か否か、等をチェックしているのです。

そんな中、先日の朝、TVの電源を入れてすぐに画面に映し出されたのは、何やら高校生と思われるセーラー服の女子が、体育館のステージで演劇を発表している姿でした。
ちなみに番組は、NHKの朝のニュース。
途中から見ることになったので詳細は不明なのですが、どうやら、演劇部あたりがやった、いじめ自殺をテーマにした演劇のようで、それを生徒の前で演じて、いじめ問題について改めて考えてもらおう、ということのようです。

趣旨には頷けなくはないですし、画面には女生徒による迫真の、泣き崩れる演技が映し出されていて、インパクトもあったから、このニュースを見た一般の人への訴求力もあるでしょうから、それは、まぁ、いいのですが……
私が気になったのは、その後に移された、劇を見た男子生徒の感想。
こんな感じの内容でした。

「いじめのせいで生徒の命が失われてしまう。そういう事故が無いようにしていきたい」

言っていること自体は、良く言えば立派で、悪く言えば当たり障りが無く、まぁそういう演劇を見た後にNHKにインタビューされれば、そう答えるしか無いよね、という感じです。
私が引っかかったのは、赤字で強調した部分。
今回の「雑記」のタイトルにもしたから、もうお判りでしょうけれども、これ、「事故」ではなくて、「事件」ですよね。
あの男子生徒がどこまで自覚的に「事故」という単語を使ったのかは分かりませんけれど、いじめ を苦にした自殺を「事故」と言っている限り、根本的なところで問題は解決しないのではないか、と、そんなことを思います。

立件するのかしないのか、ということはあるにせよ、いじめ自殺 は、もう間違いなく「事件」ですよね。
法律用語的な扱いは、ともかくとして。

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