60/40 「ソフトマシーン SOFT MACHINE」他

 2017-09-07
下山淳というギタリストのことを初めて知ったのは、兄が買った THE ROOSTERZ のCDでだったと思います。
何だか独特の味のある人だなと思いつつ、その頃の私はギタリストへのこだわりというものは、さほど持っていなかったので、名前は覚えたけれども、そこまで、という感じでした。

その後、THE ROOSTERZ は解散。
特に追いかけていたわけでも無いながら、それなりに下山淳の動向は目に入っていて、泉谷しげる のバックバンド LOSER でのプレイも良かったのですが、「コイツはすげぇな」と、何より思ったのは、実弟らと組んだバンド、60/40 の 1st 『60/40』 でした。
かなり以前に、このブログでも紹介したことがありますが、さて、覚えていらっしゃる人がいるかどうか。

まぁ、それはさておき、60/40 です。
1990年代前半に活動して、2枚のアルバムを残したこのグループのサウンドは、ひとことで言えば、プログレでサイケデリック……って、「ふたこと」になってしまっていますね。
中途半端にプログレやサイケの要素を漂わせたりするのではなく、もう、ガチに、どっぷりと、その世界に浸りきって楽しめるのが、60/40 のいいところ。
この世界観は、もう、私の好みのど真ん中近辺で、一聴しただけで凄く気に入ってしまったのです。

ただ、かなしいかな、こういう世界観、こういうサウンドは、セールスの面ではどうしても振るいません。
もともとインディーズでのリリースでしたこともあって、60/40 の活動がそれ以上広がっていくことは、残念ながら、ありませんでした。
本当は、こういうグループがどんどん売れるようであれば、日本の音楽シーンにもいいところがあるな、と思えるのですけれども、まぁ、さすがにそれは難しいですわな。

そんな 60/40 、2枚のオリジナルアルバム 『60/40』 と 『PSYCHRIA』、そしてその後、ライブ音源なども加えて2枚組で発売された 『100=60/40 THE COMPLETE RECORDINGS OF 60/40』 という 3つがリリースされたのですけれども、今現在は、その全てが、中古ショップなどで探し出すしか入手方法がありません。
「COMPLETE」 というくらいだし、最後の1つを探し出せばそれでいいのではないか、というのは確かにその通りなのですが、個人的に、オリジナルアルバムの方が曲順が好みであること、『100=60/40』 には、『60/40』 の最終トラック 「T.N.K.」が収録されていないこと、の2点は、ここで言及しておきます。
なお、「T.N.K.」 は、THE BEATLES の 「Tomorrow Never Knows」 に直訳的な日本語詞を付けてカバーしたものなのですが、これが収録から漏れたのは、権利関係、かなぁ……?
訳詞に承諾が取れなかった、とか。

Youtube にライブ動画が幾つかアップされていたので、「T.N.K.」 も含め、その中で、私が特に好きな曲を最後に貼っておきます。











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