追悼 佐藤さとる さん

 2017-02-19
「コロボックル」シリーズで知られる児童文学作家の 佐藤さとる さんが、9日に亡くなっていたのだそうです。
御年、88歳。
報道によると死因は心不全で、葬儀は近親者だけで行われたとのこと。

佐藤さとる さんの作品は小学校の頃から愛読させていただいて、日本の児童文学といえば誰の作品を選ぶか、と聞かれたら間違いなく一番最初に名前を上げるだろうと思うくらい、好きな作家の1人です。
数年前に復刊ドットコムから出た 『佐藤さとるファンタジー全集』 は、もちろん全巻揃えました。

年齢的なことを考えれば、そして死因などからも、おそらく、これは天寿を全うしたということに近そうな気がしますので、残念だとか、悔しいとかいうような気持ちは不思議と湧いてこないのですが……
ただ、やっぱり、寂しいものはあります。

面白い物語を、私の幸福な子供時代の読書を、本当にありがとうございました。

 コロボックルに出会うまで
 自伝小説 サットルと『豆の木』

 (2016/3/15)
 佐藤 さとる
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……で、そんなことを書いていたら、今度はディック・ブルーナ氏の訃報が。
ブルーナは、佐藤さとる よりも1歳年上の89歳ですが、これくらいは誤差のようなもので、ほぼ同年齢と言っても差し支えないでしょう。
死因として発表されているのは、老衰。
段々と弱って行って、最後は静かに息を引き取った、という感じなのでしょうか。
それは、亡くなり方としては、ある意味で理想形の1つ、かもしれません。
とはいえ、こちらも寂しくなる話であることに変わりは無く、つまり、私の子供時代を彩った様々なものをこの世に送り出してきた方々が、それぞれに鬼籍に入られて行ってしまうような、そんな時代になってきた、ということでもあります。

こればかりは、やむを得ないことではあるのですけれど。







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