「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」

 2017-02-21
何かと仕事が忙しい時期になってきているのですが、休日返上で出勤しなければならずに、本当に身動きができなくなるくらいバタバタするようりも前に行ってしまおうと、公開されたばかりの映画 『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』 を観てきました。

原作読者、またはTVアニメの視聴者だけをターゲットにして作品を作る場合に楽なのは、舞台設定や状況説明、キャラ紹介などが一切いらず、いきなり本題に入れるというところにありますよね。
とはいえ、それは逆に言えば初見を全く切り捨てることにもなってしまうわけですが、まぁ、SAO くらいの人気であればそれで問題ない、という判断なのでしょう。
それはそれで、アリだとは、思います。
問題は、これまでの物語の中でのサブエピソードというようなものでは無いような新規のエピソードを持ってきて、それを映画の枠内でちゃんと物語として語りきれるのか、というところで、そこが、私が劇場に行く前に一番危惧していたところでした。
中途半端に駆け足のモノを見せられても、それは嫌だな、という。

で、実際の映画がどのようになっていたのか、です。
ネタバレにならないように軽く説明をすると……上手く綺麗にまとめてきたな、というか、思っていた以上に、物語としてきっちりと成立している作品でした。
もちろんそれは前述のように、TVシリーズにおいて基本的なことが語られているからこそ可能になったことであって、だからこそ2時間程の上映時間内に一通りのストーリーを、ダイジェストのようにならずに入れきることができた。
とはいえ、全くの新規でエピソードを組み立てようとしたならば、それはやはり難しい。
そこを考慮した結果なのかどうか、というのは分からないのですが、今回の映画は、これまでTVで放送されてきた3部の全て、特に第1部の内容にかなり密にリンクしていて、細かい説明はそれ故にパスされる、というような構造になっています。
それは半面、私が当初予想していたよりも、一見さんお断りな性格が強かったということでもあります。
これから本作を観に行ってみようかな、ということを思っているような人は、ですから、その点は事前に了承しておいた方がいいでしょう。

それを分かった上で観るのであれば、この 『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』 は、画は綺麗で演出もいいですし、アニメーションとしての出来は非常に高い良作である、と言えると思います。
特に、シリーズのファンだという人であれば、間違いなく大満足できるはず。

エンドクレジットの後のオマケ部分は、SAOというシリーズとしては、今後の展開もあるのか、と期待させるという点で、アリです。
まぁ、それが実現化しなければ、1本の映画としては無用の蛇足だ、という側面の方がクローズアップされることになってしまうのでしょうが、それは、これからの動きを見ていかなければ分かりません。


公式サイトは こちら から

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