天国と地獄

 2017-01-18
築地市場の移転先として工事が完成した豊洲の新市場、これまでにも、間取りがおかしいとか、構造強度がもたないのではないかとか、盛り土が無いとか、色々なことが発生していますよね。
自民都連にしろ都庁幹部職員にしろ、「豊洲への移転」ということだけが目的であって、それ以外のことは関心がない。
例えば、地下空間に溜まった地下水からベンゼンが検出されようが、マグロの解体が仲卸店でできなかろうが、荷物を積んだターレットトラックの重みで床が痛もうが(場合によっては床が抜けてしまおうが)、彼らにはどうでもいいことなのかもしれませんね。
要は、オリンピック前に築地の土地が空くことと、工事を請け負うゼネコンからのキックバックや下請けに入った業者からの献金等が得られればそれでいい、と。
利権、金権がドロドロで嫌気が差しますが、そうとしか思えないような状況が実際にそこにあるのだから、仕方がないです。

そんな豊洲で、昨年末に採取された試料の検査結果が、このところ大きな話題となっていますよね。
最大で環境基準値の79倍に当たる有害物質のベンゼンと、環境基準的には検出された時点で量を問わずにアウトになるシアンが、結構多くの地点で検出されたという、アレです。
まぁ、これについては、そうなるような気がしていたというのが正直な感想。
それにしても出てきた数値があまりにひどいので、過去のサンプリング調査に改竄は無かったのかという疑問まで噴出してきて、いやぁ、これは、収拾がつかなくなってきましたね。
こうなってしまっては、豊洲への移転は完全に白紙に戻すしか無いのではないでしょうか。
既に作ってしまった新市場の建物をどうするのか、という問題もありますけれども、事は既にそういう段階の話ではなくなっているでしょう。

これをして、小池都知事は「進むも地獄、退くも地獄」なんて表現を使っているメディアがありましたけれども、その論調が、何となく責任を彼女に押し付けようとしているようで、それはちょっと違うだろ、と思ってしまいました。
むしろ追及されるべきは、前任者、前々任者、前々々任者の方で、何故、行くところまで行かなければこの事実が発覚しなかったのか、というところこそが、問われるべきでしょ。
小池嫌いのマスコミが印象操作をしようとしている、のかなぁ?

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