ブエルタ・ア・エスパーニャ 途中経過 その2

 2016-09-06

8月末から始まったブエルタ・ア・エスパーニャの第2週は、何ともいえない熱い展開となりました。

特筆すべきステージは、やはり、厳しい峠が4つあって獲得標高5,000mとも言われるクイーンステージの第14ステージ翌日、4日の日曜に行われた、今大会最短コース118.5 kmの第15ステージでしょう。
この日はスタート直後に集団が大きく割れて、54秒差で総合2位、第19ステージに長めの個人TTがあることを考えると実質的な総合首位はこの人だろうと考えられた、チーム・スカイのクリス・フルームが後方に取り残されるという、まさかの展開から始まりました。
一方で総合首位のモヴィスター、ナイロ・キンタナは、ティンコフのアルベルト・コンタドール等と前方の集団に。
当然、彼らは全力で回りながら、フルームを突き放しにかかりました。
一時は3分にまで開いたタイム差を、さすがに少しは詰めることができたものの、フルームは結局、この攻撃に屈することになります。

結果、キンタナはこのステージ終了時点で、フルームに対して3分37秒の差を確保。
もともと個人TTのことを考えると、フルームとのタイム差は3分は欲しいと言っていたキンタナですから、この結果は全日程終了後の最終的な総合首位、マイヨ・ロホの獲得に大きく前進したと言えるでしょう。
もちろん、個人TTでは何があるか分かりませんし、まだまだ複数の山頂ゴールも残ってますから、勝負がどうなるかは全然確定していないのですが。


最後の登坂ではキンタナから遅れたものの、コンタドールもこの日のステージで序盤の遅れを大きく取り戻すことに成功しています。
が、これならば、あの第2ステージの落車が無ければどうなっていたかな、と思ったりもしてしまいます。
無論、そういった仮定の話は考えてもしかたがないことなのですけれど。

それにしても、去年や今年のコンタド-ルは落車が多い。
以前はこうでは無かったよなということで思うのは、やはり年齢というのが大きな要因なんだろうなということ。
こういうダウンヒル、こういうコーナーであれば、集団内でこういう風に自転車をコントロールすれば普通に落車をせずに走り切ることができるからと、体感的に経験通りに走ろうとするけれども、その意識に身体の反応が付いて行かないとか、そういう反射速度の低下という話です。
以前であればできたことができなくなるというのは、何もスポーツの世界に限った話では無くて私自身も含めて一般によくあることですしね。


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