ブエルタ・ア・エスパーニャ 途中経過 その1

 2016-08-28
先週土曜から始まったスペイン1週のブエルタ・ア・エスパーニャは、ついさっき第8ステージが終わったところ。
つまり、現時点で全3週間21ステージの日程のうちの1/3以上が終わった、というところになります。

ブエルタといえば山岳、というのがやはり誰もが思う大きな特徴ですが、今年も全21ステージのうちの10ステージがコースの最後に登りがある山頂ゴール。
いつも以上に、スプリンターのことなどまるで考えていない、かなり偏ったコース設定となっています。
「今年のブエルタはバルベルデの為にコースが設定された」という声もあるそうなのですが、確かに、彼の好きそうな感じはしますね。

そんなわけで、第1週目から厳しいステージが幾つも登場してくるというキツいレースは、毎度のこととはいえかなり刺激的。
実は今年のブエルタは、初日に行われたチームタイムトライアルと、続く第2ステージとで、優勝候補の1人であるティンコフのアルベルト・コンタドールが大きくタイムを失う、という、勘弁してくれよ、と言いたくなるような展開から始まりました。
もちろん前述のように、総合タイム差に決定的な影響を及ぼすであろう山頂ゴールが多いレースだけに、今後それを挽回して行く可能性はまだまだ残されています。
とはいえ、ライバル達だって、山岳での走りは得意なので、あっさりと簡単にそれを許してくれるわけがありません。
率直に、かなり大きなマイナスと言えるでしょう。
更に第7ステージでは、スプリンターによるゴールスプリントの開始直前に起きた落車で、身体の左半分を強く打ち付けていましたし、その影響がどれくらい出ているかも心配されるところです。
ここのところ、グラン・ツールでのコンタドールは、こういう、落車でダメージを負うパターンが多いのはすごく気になるところなのですが……どこかで一度、厄払いでも受けた方がいいのではないかと、そんなことを思ってしまいました。

一方、ここまで好調さを見せているのは、モヴィスターのナイロ・キンタナやチームスカイのクリストファー・フルーム(第8ステージではちょっと弱みも見せましたが)。
キンタナのチームメイトのアレハンドロ・バルベルデやオリカ・バイクエクスチェンジのエステバン・チャベスも、悪く無い走りを見せています。

第8ステージが終了した時点で、総合首位はキンタナ。
次いで、19秒差の2位にバルベルデ、27秒の3位がフルーム、ちょっと開いて57秒差の4位がチャベスで、コンタドールは1分39秒差の6位となっています。
特にコンタドールは、総合争い勢の中ではキンタナに続く2番手でゴールしていますし、そこだけを見れば、落車の影響はそこまで大きくなかった、のかな?
これから先も厳しいステージが続くので、勝負は、まだまだ分かりませんね。

なお、今大会に出場している2人の日本人選手、トレック・セガフレードの別府史之とランプレ・メリダの新城幸也はどうかというと、ひとまず順調に日程を進めています。
彼等も、欲を言えばどこかのステージで逃げを打ちたいと思っていることでしょうし、その辺はこれからに要期待、というところです。


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