「傷物語Ⅱ 熱血篇」

 2016-08-22
このブログでも以前に感想を書いた 『傷物語Ⅰ 鉄血篇』 に続く第2弾、『傷物語Ⅱ 熱血篇』が先週末に公開開始となりましたので、早速映画館に行って観てきました。

今回は、キスショット・アセロラオリオン・アンダーハート の命を狙う ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターの3人と順に戦う主人公、阿良々木暦の姿を描く1時間です。
絵のクオリティーは今回も非常に高く、良い意味でも悪い意味でもアーティスティックな画でした。
こういうアプローチは個人的に嫌いではない……というか、好きな方ですけれど、劇場映画作品でやることなのかどうかと問われると、さて、どうなんでしょうね。
アニメ映画は基本、エンターテインメントであるべきだというのが私の考えですが、そこから見ると、こういう方向性はあんまりお勧めできないのですけれども、まぁ、その是非はともかくとして、完成度の高さに関しては、文句のつけようが無いというところ。
3部作とした場合には、ここで切るしかないだろうというところで、第2部完となっていますし。

1時間×3 の3本立てにするのであれば、1時間半×2 の前後編か、さもなくば2時間ちょっとの1本の映画にするべきだったのではないか、という意見は、『鉄血篇』 の公開以来ずっと燻っているわけですが、ことこの作品に関しては、この形態がむしろベターなのではないかと、個人的には思っています。
というのも、これ、確かにバトルシーン等もありはしますけれど、基本的にはロケーションを変えずにもともと限られた人数しかいない登場人物の中の、さらに2人だけが、ひたすら会話をしているというシーンが長々と続く、というシーンがそのほとんどを占める作品ですよね。
一応、カット割りやインサート等で画面にメリハリを出す工夫はしていますが、さすがに、ああいったシーンが1時間以上も延々と続いていくようなことをされると、寝てしまわないでいられる自信が、あまりありません。

さて、ともあれ、残すは完結となる第3部、『冷血篇』 だけです。
エンドロール後の予告だけでは、まだ何とも言えませんけれど、ここまでの2作品を観た限り、そこはしっかりと作っているのだろう、という期待はできそうです。
予告を あのセリフ で締めるのは、さすがに狙いすぎに思えて少々興醒めでしたが。


公式サイトは こちら から



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