ツール・ド・フランス2016 途中経過 その2

 2016-07-17
2016年のツール・ド・フランスは全日程の約2/3を終えて、これから最終週の勝負に入ろうというところ。
厳しいアルプスでのステージも、山岳個人TTも残っていますし、前回の途中経過でも書いたように、今年のジロ・デ・イタリアでのヴィンツェンツォ・ニーバリの大逆転劇を考えれば、まだまだ最終結果がどうなるか分からないのは確かなのですが……
色々と決まりつつあるのかな、という感じを呈し始めています。

まず、開始早々の落車により大きなダメージを受けたティンコフのアルベルト・コンタドールですが、結局、第9ステージの中途において、レースを去ることになってしまいました。
落車からのコンディション回復も進まず、発熱もしていたということなので、これはやむを得ないことだとは思いますけれども、しかしいかにも残念でなりません。
既に今期での引退は撤回され、来年はトレック・セガフレードに移籍するだろうということも言われている彼は、骨折はしていないものの打撲の影響も大きいのでオリンピック出場も回避し、どうやら8月後半~9月のブエルタ・ア・エスパーニャでの復帰を目指すそうです。
こうなったら、いっそブエルタを勝ってしまえ、という風にも思うのですけれど、まぁ、それはまた、その時になってからのことですね。

レースとして大きな出来事は、第12ステージのモンバントゥー山頂フィニッシュで起きた、TVカメラバイクと、チームスカイのクリス・フルームらの接触でしょう。
きっかけは、ゴール前の狭い登坂において、興奮のあまりコースにはみ出してきた観客の為にバイクが停止してしまったこと。
そこに、集団からのアタックをかけていたフルームをはじめとする3名が突っ込んでしまったのです。
これによりフルームと、BMCレーシングのリッチー・ポートの自転車が破損。
総合首位のマイヨ・ジョーヌを着ていたフルームはスペアバイクを積んだチームカー到着までに5分位かかりそうと言われて、自転車を置いて走りだしましたが、せっかくタイム差を開きかけていたライバル達にも追い越され、最終的にはスペアバイクに乗ってかなり遅れてゴールをすることになってしまいました。
そういうことも含めてのレースだ、と言ってしまえばそれまでですが、さすがにこれは選手達に責任の無いトラブルなので、救済措置がとられてフルームはマイヨジョーヌを失わずに済みましたが、ここのところ続いている観客・カメラモトと選手との接触事故に、新たな事例が加わった形となりました。
やはり、何らかの対応、改善は必要なように思えます。

さて、そんなツールの、現在の各賞を簡単に書いておきましょう。

総合首位は上記のとおりクリス・フルーム、ポイント賞はティンコフのピーター・サガン、山岳賞はロット・ソウダルのトーマス・デヘント、新人賞はオリカ・バイクエクスチェンジのアダム・イェーツという面々です。
この中でも、ポイント賞については、サガンに何らかのトラブルが起きてリタイアでもしない限り、もう100%に近い数字で確定していると言っていいでしょう。
総合も、フルームが圧倒的に有利なところにいるのは確実で、あとは、他のライバル達がこの先、どのような攻撃を仕掛けてくるかですけれども、チームスカイはアシスト陣も凄いからなぁ……どうだろう。


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