10万円

 2016-06-23
燃費偽装が大問題になった三菱自動車。
私が乗っているのは今はホンダ車で、その前はトヨタ、その前はニッサンでしたから、実は(友人の車を運転した時を除き)三菱車を運転したことは無いので、その意味においては、まぁ、三菱が何をしようとも、直接的には関係しないともいえます。
ですが、ここで三菱がどのようなことをしてきて、それを政財界が良しとするのかということは、今後、私の身にも何らかの問題が降りかかった際に、どういった応対をされることになるのかを知る1つの指針にもなるので、今回の三菱自動車が消費者に対してどのような対応策を打ち出してくるのか、それをそこはかとなく気にはしていたのです。

で、出てきたのが、「ekワゴン」や「ekスペース」等の軽自動車の購入者に対し、1人一律10万円を支払う、というもの。
うーん……
三菱曰く、これの内訳は、「燃費データがカタログで示す値より悪かった分のガソリン代の差額」、「今後の車検時などに想定される税金の差額」、「ご迷惑をおかけしたお詫び」だというのですが、それって、10万で済むようなものなのかなぁ。

当たり前ですけれど、車の使い方は人それぞれです。
日常の通勤などでガッツリ使っているという人もいる一方で、週末に近所での買い物にしか使わない人もいいるでしょうから、例えば次の車検のタイミングで買い替えることを決めたとして、10万もらえれば割に合うということも、あり得るでしょう。
ただ、下取りの査定が落ちたことへの補償という話はどうなったんだ、という意見も多いようで、それは私も素の通りだと思いますし、10万円という金額に誠意を感じるか、と問われれば、残念ながら、答えは「否」です。

一方で、三菱自動車の経営というものを考えれば、ユーザーの全てに手厚い賠償などはできない、という事情も、分からなくはありません。
それが、倫理的に正しいかどうかはともかくとして。

ただ、三菱グループが今後も自動車の製造販売をしていきたいと思っているのであれば、極端な話、希望者の所有している燃費偽装該当車種については、偽装発覚前の平均的な下取り価格で買い戻します、というくらいの対応を打ち出した方が、ブランドイメージを保つには良かったかもしれません。
とはいえ、それをやると、グループ各社の経営を圧迫することになって、三菱グループのみならず、日本経済への影響も酷いことになる可能性もありますが。

結局、はっきりしているのは、私が三菱車に乗っていたとしたならば、10万円の補償では今一つ納得できないだろうなということ。
そして、何が正解なのかは、今のところはまだ何とも言えないかな、というのが現時点での私の感想。

今後の三菱自動車の動向も、まだまだ注視しなければなりませんね。
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