「チャーメインと魔法の家 ハウルの動く城3」

 2016-06-25
かなり長い事積読のまま放置してしまっていた、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『チャーメインと魔法の家 ハウルの動く城3』を読了したので、「本館」に先がける紹介本に選んでみました。

シリーズ1作目の『魔法使いハウルと火の悪魔』も2作目の『アブダラと空飛ぶ絨毯』もそれぞれきっちり読んではいましたが、考えてみれば、このシリーズを「ぱんたれい」関係で紹介するのは、今回が初めてです。
それだけでなく、彼女の作品は他にも「ダークホルム2部作」とか「クレストマンシー」シリーズ全7巻とか、他にも幾つかよんでいるのですが、何となく紹介をしてきていませんでした。
何故かと言うと、紹介などするまでもなく有名だということもあり、王道の児童文学路線なので、さてどうやって紹介文を書いたものか迷っていたというのも、あります。
それが急に紹介する気になった、そのことには実はさしたる意味は無くて、本当に、ただ何となくこれも紹介しておかなくちゃいけないかな、という気になったというだけです。
気晴らしに読む、ラノベ系の本当に軽い作品も最近は紹介しているので(それでも、読んだ本全て、というわけではありませんけど)、ならばダイアナ・ウィン・ジョーンズを外していることもなかろう、というところでしょうか。

で、「ハウル」シリーズになるわけですけれど、原作未読の人にしてみれば、どうしたってやはりジブリの映画のイメージが強いことでしょう。
が、宮崎駿というアニメ作家は良くも悪くも原作クラッシャーの側面が強くある人なので、アニメ原作であるところのシリーズ1作目も、そのストーリーは、基本の骨組みはともかくとして、その実際はかなり違うものになっています。
ですので、あのアニメの感じでこのシリーズを読みだすと、「あれ、思っていたのとちょっと違うかな」という気になるかもしれません。
今回紹介する3作目や2作目は、主人公はハウルではありませんしね。
ただ、物語上、結構重要な役割で彼は登場してきますけれど。

病気療養の為にエルフのところに行くことになった親戚の王宮付き魔法使いの留守宅の管理をする、という役目を負うことになった本好きの少女が、山に住む危険な魔物に遭遇したりコボルト一族と喧嘩をしたりしながら、王国に訪れる危機と対峙するという物語は、今回もオーソドックスな児童文学の作り。
対象年齢は10代といったところで、それを厄年も過ぎた中年のおじさんが読んで、かつ感想を書いているというのが傍目にどう映るのかは分かりませんが……ベタな話ながら、今回も、かなり面白かったです。

 チャーメインと魔法の家
 ハウルの動く城3

 (2013/5/30)
 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
 商品詳細を見る

タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/1618-c64a914a

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫