「恋よりブタカン! ~池谷美咲の演劇部日誌~」

 2016-05-07
発売からかなり時間が経ってしまいましたが、前作に続くシリーズ2作目ということになる青柳碧人の「恋よりブタカン! ~池谷美咲の演劇部日誌~」を読んだので、これを「本館」更新に先駆けた読了本紹介に選ぶことにしました。

続編ということは、当然、これは前のストーリーを受けての話になります。
なので、前巻読了後に感じた、「高校生の学生演劇だからといって舞台監督というのは、無経験者がいきなり担当してどうにかなるものでは無いのではないだろうか」という疑問はそのまま引きずっているのですが……
まあ、レーベル自体がラノベに寄せたエンタメ路線なので、そこにいつまでもこだわっていても意味はないでしょう。

さて、そんな前置きはさておき本作についてです。
第1作目で、文化祭での公演をとりあえず成功裏に終わらせた結果、演劇地区大会に出場することになった、主人公他の東京都立駒川台高校演劇部の面々。
今回は、その地区大会出場の過程で経験するあれこれを題材にしています。

前巻に引き続き、一応ジャンル的には「青春ミステリ」というような分類がオフィシャルにされているのですけれども、謎解き要素がかなり薄いのは前作同様です。
ですから、「推理小説」的なものを期待して読み始めると、ちょっとした失望を味わうことになってしまうかもしれません。
青春部活モノとして読む分には、全然問題ないのですけれど。

巻末に「(いったん、終幕)」とあるのをどう解釈するかですが、もしもこの作品に第3弾も出そうという予定があるのであれば、何だかんだで、それはちょっと楽しみかもしれません。

 恋よりブタカン!
 池谷美咲の演劇部日誌
 (新潮文庫nex)

 (2015/11/28)
 青柳 碧人
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