サガン、2週連続勝利!

 2016-04-04
北のクラシック3連戦の1つで「クラシックの王様」とも呼ばれ、自転車が国技とも言われているベルギーにおいて一番の人気を誇るロンド・ラン・フラーンデレン。
フランス語ではツール・ド・フランドルが、ついさっきまで開催され、例によって J-Sports が中継放送をしてくれていました。


ということで、今回もいつものように、その結果などを書いてみようかと思っていたのですけれど……
その前に、触れておかなければならないことがあります。

先週、現世界選手権覇者ペーター・サガンの優勝で幕を閉じたヘント~ウェヴェルヘムにおいて不幸な出来事がありました。

同レースに出場していた地元ベルギーチームのワンティ・グループグベルトに所属している選手、アントワーヌ・デモアティエが、レース中に落車した際に後ろから来たカメラマンを乗せたバイクに衝突され、緊急搬送先の病院で亡くなってしまったのです。
ちょっと前から、選手達に伴走しているチームカーやTV中継や取材記者を乗せたバイクが、選手と接触するという事故が発生することがままあり、何か対策が必要だという声も上がっていたのですが、その具体的な話がまだ出てきていないところに、この、何とも痛ましい事故は起きてしまいました。
UCI の、有効な対応が待たれます。


さて、話をツール・デ・フランドルに戻しましょう。
前述の通り、歴史もあり格も高いレースですので、今回も各チームともにエース中のエースが出場してきた豪華なメンバーになった今年の大会。
特に、ベルギー出身の選手にとって、メモリアルイヤーでもある今年は、特に勝利を手にしたいという思いが強いですし、観客もまたそれを望んでいるので、開幕前から現地は大いに盛り上がっているようでした。

そんな、誰が勝ってもおかしくないようなレースは、繰り返される石畳と急坂のコースの、最終盤の登りである3回目のオウデクワレモントの手前においてチームスカイのミカル・クヴィアトコウスキーと共にアタックしたティンコフのピーター・サガンが、最後には他のメンバーを振り切っての独走でそのまま逃げ切りの優勝を決めました。
今大会が最後のフランドルとなるトレック・セガフレードのファビアン・カンチェラーラは、そんなサガンを必死に追い上げたものの追いつくことはできずに、最終的に2位でレースを終えています。
最後、カンチェラーラと一緒にサガンを追ったロットNL・ユンボのセプ・ヴァンマルクが、このレース過去に3勝を挙げているカンチェラーラのフランドルラストランに敬意を評する為か、わざとスプリント合戦をせずに、カンチェラーラに先行させて、自身は3位になることを選んだように見えたのも、いい光景でした。

これでサガンは先週のヘント~ウェヴェルヘムに続いて、世界選手権覇者の証であるアルカンシエルを着ての、北のクラシックで2連勝を達成です。

ちなみに、同日行われた女子エリートのレースにおいても、アルカンシエルを着たエリザベス・アーミステッドがフランドルの勝者となっています。
ですので、今年は男女共に世界選手権覇者のアルカンシエルが勝つという、なかなか珍しい光景を表彰台で見ることになりました。

記憶と記録に残る、いいレースでした。


公式サイトはこちらから

タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/1580-fd275948

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫