ヘント~ウェヴェルヘム2016 はサガン

 2016-03-28
自転車ロードレース、春のクラシックもいよいよ北のクラシックの季節が到来。
ということで、ついさっきまで、J-Sports が ヘント~ウェヴェルヘム の生中継を放送してくれていました。

いわゆる「北のクラシック3連戦」の初戦となるこのレース。
スプリンターの活躍しやすいコースであると言われているのですが、昨年ほどの荒れた天気では無いものの、この日も風が強く吹く典型的なベルギーの天気で、そんなシンプルなことにはなりませんでした。
こういう時には、それを利用して集団を分断する「横風分断」作戦が行われるのが常であり、それは今回のこの大会も例外ではありません。
ですので、逃げ集団がいて、スプリンターチームが集団を牽引してゴール前に追いついた後はそのままスプリント合戦、というような、お約束の簡単な流れにはなりようもなかったのです。
選手にとってはキツくてたまらないでしょうが、観ている側には非常に面白い展開です。

全部で10ある急坂の丘の内の最後の1つで、アタックをかけたトレックのファビアン・カンチェラーラやティンコフのピーター・サガン。
彼らに追いついかれたり、後から合流したりで、最終的に4名となった一団は、後続からタイム差を稼いでゴール前まで逃げ切りを成功。
そこから互いに駆け引きをしつつスプリントが始まり、最初にゴールラインを横切ったのはサガンでした。

世界チャンピオンになってから勝利が無くて、ここのところも2位続き。
「アルカンシェルの呪い」に捕まったかとささやかれていた彼の勝利は、好きな選手の1人なだけに嬉しいのですが……
北のクラシックといえばこの人、と個人的に思っているエティックス・クイックステップのトム・ボーネンが、ここ数年全くふるっておらず、今年もイマイチなのが、大いに気になる、というか、残念でした。

彼も、そろそろ引退が視野に入っているからでしょう。
最近は自分の勝利を追うだけではなくて、チームメイトのアシスト的な役割をすることも確かに多くはなっています。
とはいえ、やはり、北のクラシック、フランドルでのレースといえば、「ベルギーの王様」トム・ボーネンに見せ場の1つは作ってもらいたいと、どうしても思ってしまうのです。

一方、今年限りで引退するボーネンのライバルであるカンチェラーラは、今日も調子が良い走りをしていました。
チームにとっても自身にとっても最大目標とも言える来週のフランドルで、クイックステップがどんな戦略を立ててくるのか、そしてボーネンは一体どうなのか、期待と不安が入り混じっています。

ヘント~ウェヴェルヘム 2016コースマップ
公式サイトはこちらから

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