コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第14話
2008-07-13
うーん、シャーリーを撃ったのは、ロロでしたか。深読みしようと思えば幾らでもできる画でしたが、ここは素直に解釈して良かったということですね。
もう一つ、ジェレミアの変心も、素直な解釈で良かったような感じですが、最後にコーネリアを救ったのは、あれはジェレミア?
だとすれば、その絡みでまだ何らかの動きがあるかもしれません。
それともコーネリアもルルーシュサイドに来るのでしょうか。共通の敵はV.V.である、ということで。
シャーリーを殺したのはルルーシュであると思い込んだスザク。
確かに、状況を見れば、スザクの立場からはそのように思えることでしょう。
ルルーシュ=ゼロは止めなければならない。これ以上の悲劇を生まないように。
その為にはカレンにリフレインを使うことも厭わない。
その場にナナリーがいるので、さすがにこれは実行にうつされないかもしれませんね。しかし、スザクの言葉に動揺を見せていたカレンが気になります。
新OPの映像から類推すると、今後、カレンはスザクの側につくのでしょうか?
実際にシャーリーの命を奪ったのは、直接的にはロロでしたが、その根源的な要因はギアスに、そしてギアス能力者を生み出している嚮団(「教団」では無かったんですね。ついこの間、ゆぅべさんのブログで知りました)にあるということで、ルルーシュは嚮団の殲滅を決意。
嚮団に攻め込む為にはロロの力が必要なのですぐに命は奪わないものの、作戦の最後にはロロの乗るヴィンセントを自爆させることで、ロロにもシャーリー殺害の責任を取らせるつもりだという辺り、ルルーシュも抜かりが無いというか、なんというか。
逃げ惑う嚮団の研究員を無抵抗であろうとなんだろう掃討して行く黒の騎士団のナイトメア。参加している兵士達の間には、非戦闘員や子供(とはいえこの子供達はギアス能力者だったので、作戦目的上も生かしておくわけには行かないわけですが)まで殺戮するこの作戦行動への疑問、ひいてはゼロへの不信感が生まれているようですが……ギアス能力について公にできない以上、これがゼロの命取りになる可能性も、ある、かも。
嚮団は今回の作戦で壊滅したと言っていいでしょうが、嚮主(これも、「頭首」ではありませんでした)のV.V.は何しろ不老不死。その身柄確保に失敗してしまったとなれば、逆襲があるのは必至でしょう。
若き日のシャルル皇帝の姿もびっくりでしたが、その傍らにいるV.V.と、その視線の先でマリアンヌと笑いあうC.C.。
ルルーシュに刺客を送ったことを皇帝は知らされていなかったこと、加えて、「マリアンヌ」と「マリアンヌの子供」に対する複雑な心情をうかがわせるV.V.の物言いとか、「にいさんは、また嘘をついた」という皇帝の発言などなど、皇帝のあずかり知らぬところで、マリアンヌの死について実はV.V.が深く係わっているのではないかという疑いも出てきますね。
そしてラスト、「神を殺す」システムである「アーカーシャの剣」で皇帝と対峙するルルーシュ。
「贖いの時」が来た、とのことですが、誰が誰に対して何を「贖う」のか。
扇とヴィレッタの件も気になりますし、相変わらず、怒涛の展開で次回も目が離せません。
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