現在の総合首位は、エステバン・チャベス

 2015-08-28
先の週末から始まったブエルタ・ア・エスパーニャですが、そろそろ序盤の闘いから次なる段階に入るかな、という頃合いになりましたので、このへんで一度、これまでの経緯をまとめてみたいと思います。

ブエルタに限らずグラン・ツールの序盤は、とかく落車によるリタイアが多くなるもの。
今回もそれは同様でした。
ビッグネームで例を挙げると、例えばトレックファクトリーのファビアン・カンチェラーラやアスタナのパオロ・ティラロンゴといった辺りの選手が、落車の影響で、まだ全3週間の日程も始まったばかりだというのに、レースを去ることになっていたりします。
チームのエース格としての活躍が見込まれていたり、アシストとして強力な走りをしてくれることを期待されていたりと、チーム内での役割はそれぞれ違う選手達ですけれども、いずれにしても、仕事らしい仕事もしないでのリタイアというのは、本人としても忸怩たる思いでしょうし、チームとしてもかなりの痛手です。

しかし、それより何より、ここまでの今年のブエルタで最大のニュースは、やはり第2ステージにおけるアスタナのエース格、ヴィンツェンツォ・ニーバリの失格処分でしょう。
上記ティラロンゴと共に落車をしたニーバリは、自転車の交換にてまどったことで開いたタイム差をなんとか詰めて集団に復帰しようとする途上において、焦りからか、100メートルあまりをチームカーにつかまって走ってしまうという違反行為をしてしまったのです。
その結果、彼はレース後の裁定により、レースから除外されることとなりました。
ルールブックにも明確に記されている、その通りの処分が下ったわけですから、これは公正なことだと言えます。
ディフェンディングチャンピオンとして挑んだツール・ド・フランスで今一つ振るわず、意地とプライドをかけて挑んできたであろうブエルタでこうして不名誉な失格処分を受けることになるとは、今年のニーバリは、どうにもうまくありませんね。

総合争いは、現時点では本格的な戦いがまだ始まっていないという感じです。
ただし、主だった選手はみんな、(ここまでのステージの限りでは、ですが)まずまずコンディションが好調であるようにみられます。
主要選手達が全力でしのぎ合うような展開もこれからどんどん見ることができるでしょうから、いい選手が揃っているレースであるだけにそれが今からかなり楽しみでなりません。


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