「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」

 2015-03-09
ちょうど4月からのアニメ化が発表された頃に買うだけ買っていた、武田綾乃の『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を読了したので、今回の「本館」更新に先がけた読了本紹介に選んでみました。

基本的に音楽モノは好きですし、部活モノの青春小説も好きなので、事前の期待値が、そこそこ高かった本作。
それに加え、アニメにするのであれば、映像化を前提として品定めする必要があるなという意識を持ってしまっていたのは、出来る限りフラットなところから読み始めなければ客観的な書評などできるわけがないという観点からすれば、好ましくないかもしれません。
けれど、とはいえ、どのみち誰も私にそんな客観性は求めていないでしょうから、ここは問題無しとしておきます。

そのように高めのハードルで読みだしたのですが、吹奏楽部が舞台というところが共通要素であるということで、どうしても初野晴の「ハルチカシリーズ」を想起しつつの読書となりました。
日常系ミステリーである「ハルチカシリーズ」と、純然たる青春小説としての本作とを比較するのは、もともと無茶であるということは分かっていますが、とはいえ、どうしたって連想されてしまうものは仕方ありません。

で、読み終えての感想ですが……
どうせそういうところを描写するのであれば、人間関係をもう少しドロドロさせても良かったのではないかとも思った、という点を除けば、わりと良く書けている面白い作品なのではないかと感じました。
アニメにするには程よいくらいの青春っぷり、かな。

アニメ化に合わせて宝島社のHP上では本作のスピンオフ連作短編が公開されていますし、そこでは本作を「第1巻」と呼んでいますので、今後、シリーズ化して続きが刊行されることになっているのでしょう。

響け! ユーフォニアム
北宇治高校吹奏楽部へようこそ

(2013/12/05)
武田 綾乃
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