「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密」

 2015-02-08
今週の、「本館」更新に先がけた読了本紹介に選んだのは、太田紫織の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密』。

主人公と櫻子さんの出会いを描くエピソード、そしてをそれを受けて、これまで伏せられていた事実を開示しつつ、シリーズの敵役との物語を一歩進めるエピソードの2編が収録された、本作。
前回のシリーズ5冊目『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図』を読んだ時に私は、この先にシリーズをどのように展開させていくのか、次のシリーズ6冊目が、本作にとってはかなり大事な勝負どころになるかもしれないと感じていました。
で、なる程、こういう感じできましたか。

ネタバレをしないように、なるべく内容には触れないようにしますが、展開としては常道で意外性は無いものの、一つ一つ、丁寧にストーリーを進めているという印象です。
まぁ、デビュー作でせっかく人気も出てシリーズ化されているのですから、ここで変に冒険をしても始まらないでしょう。
オーソドックスに構成するのは、正解だと思います。

あとは、ここからしばらくインターバルを置いてから最終展開に持って行くのか、あるいは次のシリーズ第7巻から怒涛のラストスパートに持ち込むのか、が問題ですね。
個人的には、ここで変に間延びさせるよりは、後者の選択肢をお勧めしたいところ。

櫻子さんの足下には
死体が埋まっている
白から始まる秘密
(角川文庫)

(2014/11/22)
太田 紫織
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