2つの船をどのように保存して行くべきか

 2015-02-10
手を抜こうという意図は全くないのですが、今回の「別館」は、先の日曜に更新した「本館」「雑記」の、冒頭の文章を、ほぼそのままコピペしたものとしました。
というのも、そこで書いた内容を、広く訴えて見たかったから。
で、どうせですから、文章だけだった「雑記」に加え、写真を1枚、添付してみることで、ちょっとした差異を演出してみることに。
この方が、イメージが湧きやすいですよね、やはり。


1月27日付の神奈川新聞の記事によると、みなと横浜のシンボルとなっている二隻の船、山下公園の「氷川丸」と みなとみらい の「日本丸」の、今後の扱いをどうするかということが、差し迫った問題となりつつあるのだそうです。
どちらの船も、今は海に浮かべる形で保存されており、特に 日本丸 は外洋航行も可能な完全動態保存で、その美しい姿を見せてくれていています。

が、当然、そういった保存をするには予算が必要。
記事によると、どちらの船も老朽化が進み、そろそろ大規模補修の必要があるのだそう。
ですが、氷川丸 を所有する日本郵船にも、日本丸 を所有する横浜市にも、その為の資金が無いのが実情とのこと。
だから、このままでは今のように現状を維持した形での保存は難しく、このままの修理保存というのではなくて、新素材、新技術を使っての保存にするのか、最悪、廃船にして海から地上に引き上げ、横須賀の「三笠」のように保存する、という方法も検討されているそうです。

ただ、できれば、船内での様々なイベントや観光客への公開が制限される可能性のある地上での保存では無くて、今のまま、往時の姿を完全に残した保存がいいのは、敢えて言うまでもないことでしょう。

日本郵船と横浜市はその資金を確保するのに、国の重要文化財の指定を受けることで援助を得ることを有力な選択肢として考えているということ。
とはいえ、重文指定を受けるには審査期間も含めて初めて4~5年かかるので、それを目指して動き出そうというのであれば、今年がラストチャンスだ、と記事は言っています。
富山にある海王丸を以前に大規模修繕した際には、総額でおよそ4億5千万円を要したので、修理の内容は違うものになるでしょうけれど、それでもほぼ同程度の費用がかかるものと思うと、確かにこれは厳しいものがあります。
横浜のみならず、この国にとっても意味のある歴史遺産だと思いますし、寄付の受付でも始まれば、私も少しでも協力しようかな……

下の写真は、2009年2月撮影なので今から6年ほど前なのですけれど、みなとみらい に保存されている 日本丸 を写したものになります。

やはり、こうして水に浮かんでいる時の姿が、一番美しい。
さすがは、「海の貴婦人」と呼ばれただけのことはある、と私などは感じるのですけれども、皆さんはどう思われますでしょうか。



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