「ハクメイとミコチ」第3巻

 2015-01-25
樫木祐人の「ハクメイとミコチ」は、身長9センチメートルの妖精、ハクメイとミコチの2人を主人公に、何気ない生活を描く作品。

なお、本作には人間は一切出てきません。
あくまで、妖精と動物とで成り立っている社会が舞台です。
なので、私達が日常と言われて思い描くソレとは、ちょっと違った風景が、ページをめくった先には開けています。

実のところ、それだけでも本作は十分に魅力的なのですが、さらに、それに加え、緻密な書き込みで描かれる独特のタッチが味わい深くて、実に良い感じなのです。
その分、お世辞にも「すっきりしている」とは言い難い画面構成にはなっていますけれども、だからといって、ごちゃごちゃしていて読みにくいということは、全くありません。

あとは絵柄その他の好みの問題になってしまいますが……
個性は強いものの、樫木祐人の画は結構多くの人に広く受け入れられそうなものだと思います。

確固たる世界観を持っている、良作です。お薦め。

もっと多くの人に、この作品のことを知ってもらいたいな、と思ったので、今週の、「読了本先行紹介」には、これを選んでみました。
本屋で見かけたら、是非、手に取ってみて下さい。

ハクメイとミコチ 3巻
(ビームコミックス)

(2015/01/15)
樫木 祐人
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