増税分の値上げのタイミング

 2014-06-05
この6月から、東京都営地下鉄と横浜市営地下鉄の運賃が増税後の消費税率8%を反映した、新しいものに切り替えられました。
改正法が施工されて税率が上がったのは4月なのに、何故6月になって運賃が変更になるのか。
あるいは東京都営地下鉄も横浜市営地下鉄も、今回の増税に便乗して2段階の料金改定を行っている、つまり便乗値上げをしているのではないだろうか。
そんな風に思ってしまいそうにもなります。

ですが、これは要するに、どちらの地下鉄も公営であるせいだそう。
つまり公営である以上、料金を変更するには条令を改訂する必要があり、それが議会を通過してから監督省庁である国土交通省に旅客運賃変更を申請する、という流れである為に、諸々の準備が4月までに終わらなかった、ということの所為でこうなってしまったのだとか。

その辺り、面倒だなと多少は思わないでもありません。
けれども、定められている過程をきちんと踏んでいくことは公営の交通機関としては大事なことでしょう。

とはいえ電気代その他の経費の方については普通に4月から増税されているはずで、つまり、消費税差額分の値上げが遅れた分だけ、利益が喰われてしまう形になります。
一応、双方ともに独立採算性なので、経費は黒字分で吸収というのが前提ですが、どちらの場合にも、まだ建設費の借金が残っているはずですし(だから料金も高め)、この辺はもっとスムースにやれなかったのかなぁ。
実際に8%に増税する、ということが決まったタイミングもかなりギリギリでしたから、対応しきれなかったのかもしれないですけれど、これは上がりそうだ、というのがわかった時点で準備をしておくとか……

ちなみに、函館の市電は5月1日から、名古屋市のバスと地下鉄は9月1日からが、それぞれ消費税増税を受けての料金改定なのだそうです。

これを以って、名古屋に比べればマシ、という風に思ってしまっては、名古屋市民に申し訳ない、ですね。
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